東京・丸の内にグランドオープン「パレスホテル東京」
2012年5月17日(木)、待望の「パレスホテル東京」が約3年の休館を経て、東京・丸の内にリニューアルオープン。今回は同ホテルの魅力を、先取りして試泊レポートとともにお届けします。今回試泊した部屋は、グランドデラックスの1723号室。客室の窓外に広がるパノラマビューは、40年弱のガイドのホテルジャーナリスト体験の中でも群を抜くインパクト。目の前には整然とした自然溢れる広場、そして右に目を向けると豊かな新緑が広がる。その背景には霞ヶ関のビル群、遠く六本木ヒルズに東京タワーと、東京のメインタワーをほぼ一望できるといっても過言ではない美しい景色となっています。
客室で使用されているのは「シモンズ」のベッド。縦横ほぼ同サイズのキングサイズのベッドは、真横に寝ても問題なし。良質のシーツ、そして硬軟2つずつのピロ(枕)というインターナショナルグレードのセットアップは、もちろん「寝心地、最高!」の一言に尽きる。
楽しみにしていた眺望抜群の「ビューバス」(外の景色が楽しめるバス)は、文字通りのクオリティ。レインシャワーなど、最先端の水回りで快適なバスライフが楽しめます。ベイシン(洗面台)は実に効率的なレイアウトで、水道水が飛び跳ねるシンクもある中、丁度良い深さ。アメニティグッズ(シャンプーやリンス)は、日本で初めて採用される「アンヌ・セモナン」が並び、昔の懐かしいフレグランスを彷彿とさせます。
客室全体の印象は「シック」という言葉がピッタリで、室内はネット環境も抜群です。今回、客室インテリアデザインを担当したのは、都内では「コンラッド東京」、大阪では2011年にオープンしたラグジュアリーホテル「セントレジス大阪」などのインテリアデザインを担当したGAデザインインターナショナル社。意外性を感じたのは冷蔵庫やグラス類が収納されたキャビネットのデザインとカラー。上部からそれぞれのブースが観音開きになるスタイルがとてもお洒落。表面がホワイトカラーで統一されている点も、斬新さがうかがえます。
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