デュアルコア1.2GHzだが、体感は爆速
GALAXY Note SC-05Dに搭載されているプロセッサはデュアルコア1.2GHzと、、最速の1.5Ghzプロセッサではない。ベンチマークでも順当な結果が出ているのだが、GALAXY Note SC-05Dを実際に使ってみた人は、誰しもがそのベンチマーク以上に速いと語るほど、体感の動作速度はキビキビと高速だ。ホームアプリは、ドコモのPaletteUIとSamsung Touchwizの2つが選択できる。PaletteUIは若干重めだが、iコンシェルやカテゴリ別アプリ一覧、着せ替え壁紙など多機能なホームアプリだ。
ちょっと動作は重めだが多機能なドコモのPaletteUI
一方、Samsung Touchwizは、Sペン用のアプリ「Sメモ」がホームに設置できたり、Sペン連携のToDoアプリ「S Planner」のウイジェットも配置できるなど、GALAXY Note SC-05の特徴であるSペンに最適化されている。また1画面上に5列、5行のアプリアイコンを配置できるうえ、動作もキビキビとしている。
Sに最適化されてキビキビ操作できるSamsung Touchwiz
Xi通信も安心して使える大容量2500mAhのバッテリー
GALAXY Note SC-05Dは、高速通信のXiに対応しており、テザリングによるモバイルルーター利用もできる。Xi通信はバッテリー消費が大きいのが難点なのだが、2500mAhバッテリーを内蔵するので、Xiのテザリングもかなり活用できるだろう。高速Xi通信でネットも快適だ
消費電力設定はしておこう
GALAXY Note SC-05Dは、現状のスマートフォン最大となる大容量2500mAhバッテリーを搭載しているので安心と思いたいところだが、そうはいかない。いくら大容量バッテリを積んでいるといっても、購入時の状態で使えば、Xiやテザリング、ワンセグなどバッテリを消費する機能は満載なので、消費は意外に大きい。そこで重要なのが、省電力対策だ。GALAXY Note SC-05Dには、省電力モードが標準で搭載されている。選べるモードは2つ。省電力モード「システム」と「カスタム」だ。なにも考えずにバッテリ消費を抑えたいなら「システム」を選ぼう。GALAXY Note SC-05Dが自動で調整してくれる。自分の使い方にあわせて細かく調整したい場合は、「カスタム」を選べば項目ごとに細かい調整ができる。
省電力モード(システム)
このほかXi端末全般で効果があるのが、docomo Wi-Fiの利用だ。地下鉄のホームなど電波が途切れやすい場所などでは、端末がXiのアクセスポイントを探し続けるため電池消耗が大きくなる。そういうときはdocomo Wi-Fiを使ってみよう。もちろんdocomo Wi-Fiが設置されている場所に限るが、Wi-Fiの高速な通信で短時間でデータ転送できるので、通信時間を短縮してバッテリー消費を抑えることができる。
スマートフォンのドコモIDを取得しておけば、ショップに出向かなくてもスマートフォンやパソコンからMy docomoにアクセスして申し込みや解除が行えるほか、専用の「docomo Wi-Fiかんたん接続」アプリも公開されているので、設定もしやすいだろう。
2013年3月31日まで無料キャンペーン期間となっており、キャンペーン対象の契約であれば、月額使用料が無料になるので、Xi契約の方は検討してみてはいかがだろう。
節電の細かい設定については、他にも「スマートフォンのバッテリーを長持ちさせるコツ」にまとめているので、そちらも参考にして欲しい。
【関連サイト】
NTTドコモ GALAXY Note SC-05D
docomo Wi-Fiかんたん接続(アプリ)