書籍・雑誌/絆を感じられる本

「八朔の雪」-みをつくし料理帖 高田郁 著

絆と聞いて迷わず思いつくのが、「八朔の雪」-みをつくし料理帖。困難にも真っ直ぐ立ち向かう主人公の姿がなんとも健気な作品です、。

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絆を感じられる本「八朔の雪」-みをつくし料理帖

絆と聞いて迷わず思いつくのが、高田郁著『八朔の雪』-みをつくし料理帖です。

困難にも真っ直ぐ立ち向かう主人公澪の姿がなんとも健気です。両親を亡くし拾ってもらった奉公先もなくなります。そんな澪を支える人々。困っていたから、ただ助けるだけのこと。見返りや計算を考えることなく。そしてまた澪も精一杯応えようとします。そんな絆の深さにグッときます。

今よりずっと不便だった時代、一度離れ離れになってしまうと再開するのも難しい中、心の中で想い続ける親友のこと。ラストは温かい涙がこぼれました。

みをつくし料理帖としてシリーズは続いていますが、絆を感じられるとしてやはりこの1冊目を押します。


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