葬儀・葬式/お葬式での失敗談

葬儀費用・僧侶・周囲の口出し

後でシマッタと思うことは圧倒的に次の3つのことです。これに対する心がまえを書いてみます。

牧野 くにお

牧野 くにお

赤ちゃんの命名・名づけ ガイド

マタニティ雑誌『バルーン』『プレモ』で30年以上、名づけ相談を担当。全国各地のデパート、企業、産院に招かれての命名相談や命名の講演は延べ1000回以上。お受けした名づけ相談は12万件を越え、拝見した候補の名前は100万を越えます。著書は名づけ、漢字に関する本など40冊。

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後でシマッタと思うことは圧倒的に次の3つのことです。これに対する心がまえを書いてみます。

1. 葬儀社の不満・葬儀費用の予想外の請求

病院などで紹介する葬儀社は当たりはずれがあり危険。日ごろから自分の足で葬儀社をさがして応対、接客態度を比較検討する。おおまかな参列者の数や料理のランクなどを言って仮の見積もりを頼んでみる(これに応じない業者・はぐらかす業者は、葬儀が終わってから予想外の請求書を出すので頼んではならない)。

ついでながら、冠婚葬祭互助会は経営内容がまちまちで破産状態のところもあり、入会は慎重に。

実際の葬儀の契約の際は、総額の予算を伝え、それ以上は1円も出せないと頑張ること。

2. 僧侶への疑問=戒名料、お布施の額の疑問

あらかじめ読経料・戒名料・伴僧料、などの内訳をはっきりさせ、それぞれの料金を聞いて必ず振り込みで払う(記録は相続税の控除で必要)。現金を封筒で渡すべからず。「布施」という言葉はどこまでを含んでいるのか不明なのでトラブルになる。戒名は信士、信女の安いものが基本。高額の戒名と親孝行とは何の関係もない。

3. 周囲の口出し=希望のやり方ができなかった

町会役員や親戚の古老などが口を出し、高額の葬儀の方法を勝手に決めることがよくある。葬儀費用を負担しない人の口出しは、悲しみで耳に入らないふりをして聞き流すという覚悟が必要。喪主以外の人の支持は聞かないよう葬儀社にクギをさしておく。
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