物事には、すぐに手を付けたいことと、その前に踏まなければいけない段取りがあります。

段取りが結果を決める

たとえば自動車であれば、楽しいドライブをすぐにしたいですよね。しかし、ドライブの前にやるべきことがたくさんあります。まず、教習所に通って運転免許を取って、それから自動車保険に入って、若葉マークを車に貼って、ハイ!スタートです。

スポーツでも同じです。たとえば、サッカーです。サッカーの目的が得点をしてゲームに勝つことだとしたら、まず、サッカーの原則を学びます(手を使ってはいけない)。そして、チーム内で役割分担(ポジショニング)を決めます。最後に、ユニフォームに着替えてケガをしないようにスネ当てをしてスパイクを履いて、ハイ!キックオフです。

投資も同じであるべきです。
願望を実現する前に、何をしてはいけないのかというルールを学ぶ必要があります。そしておちいりがちなミスやトラブルを回避する予防を講じておきます。それが常識です。

投資にすぐに飛びつくワケは?

それなのに、こと投資では人はすぐにしたいことを始めてしまいます。
なぜなのでしょう?

それは、もうけたいからです。お金の魔力です。
当り前ですよね~、お金が増えるなら誰だって早く増やしたいワケです。

しかも、投資は一人でやるものだから、教師も試験官も上司も付いていません。自分一人で取り組むので、欲望や感情のままに行動できるのです。あなたは自由ですから(笑)。

回りの関係者(証券会社、マスコミ、政府)もそれでけっこう恩恵に預かれるので、だれも拙速な投資をとがめません。(証券会社には手数料が入り、マスコミには広告料が入り、政府には税金が落ちる)。

かくして、多くの人が投資でしょっぱなから損をして、「投資なんてもうコリゴリ」という気分を味わうことと相成ります。本来であれば、投資を始める前のリスクマネジメントを学ぶべきです。

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