体内時計の乱れが「現代型不眠」をもたらす
体内時計を乱さない睡眠を実践しよう!
「現代型不眠」とは、昼も夜もなく動き続ける現代社会における生活環境やライフスタイルにより、体内時計の乱れによってもたらされる不眠のことをいい、体内時計が乱れ、現代型不眠が進むと、生活習慣病の発症や悪化にも影響を与えることがわかってきています。
寝る前のネット利用が睡眠に問題を抱える原因に!?
同調査では、睡眠に問題を抱えている人にライフスタイルについて尋ねてみたところ、「寝る直前や深夜にテレビを見たりパソコンを利用」(67.4%)、「運動習慣がない」(55.2%)、「平日と休日で2時間以上起床時間が異なる」(38.3%)と、体内時計の乱れを促すとされる生活習慣について、「はい」と回答する割合が高いことが明らかになりました。また、「日付が変わる前に布団に入らない(入れない)」(30.0%)、「朝、日光をほとんど浴びない」(16.5%)といった人も一定の割合で見られました。
さらに、睡眠に問題を抱えている人には体調不良を訴えている人が多く、「目の疲れ」(67.0%)、「肩こり」(62.5%)、「疲れ」(58.8%)、「体のだるさ」(53.4%)、「腰痛」(51.0%)が50%を超えています。とりわけ「疲れ」「体のだるさ」などについては、睡眠に問題を抱えていないと答えた人と比べ、2倍以上多いという結果が出ました。
「体内時計」を意識した生活を送ろう!
同調査では、睡眠に問題を抱えていると答えた人に対し、「『体内時計』という言葉を聞いたことがありますか」と尋ねてみたところ、8割以上の人が「聞いたことがある」と答えています。しかしその一方で、「『体内時計』について意識していますか」という質問に、「意識している」「やや意識している」と答えた人は3割弱にとどまっています。また、睡眠に問題を抱えている人に対し、その対処方法について尋ねたところ、「特に何もしていない」と答えた人が約6割であることがわかりました。
今回の調査結果を踏まえ、武田薬品工業は、現代型不眠と体内時計について考えるサイト「体内時計.jp」をオープンしました。「体内時計.jp」では、「現代型不眠とは?」「体内時計と睡眠のしくみ」「体内時計の乱れと生活習慣病」「よりよい眠りのためのQ&A」「体内時計の乱れと関連疾患の治療」「体内時計を整える12カ条」など、現代型不眠の改善に向けたコンテンツを紹介しています。当サイトでは、現代型不眠についてセルフチェックができますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
■体内時計.jp