超・初心者向け、貯金・家計簿の初めの一歩
コツコツが成功のコツ。少しずつの積み重ねが大事です。
■貯蓄先取りで生活をする方法
「貯金をするためには、貯金先取りをしなさい」と、よく本に書かれています。例えば、手取り20万円で毎月2万円を貯める場合、残りの18万円で1ヶ月を生活する。毎月の家賃や水道光熱費、携帯代を差し引くと残り8万円。ここから食費や雑貨や趣味に使うお金のことを考えても、なんとかなりそうな気がするのですが、実際に実行してみると、うまく行きません。
いきなり1ヶ月で挑戦するから失敗するのです。8万円を30日で割ると、1日当たり2,666円です。1週間にすると18,666円になります。まずは、財布に18,666円入れて、1週間で18,666円以内になるように生活をしてみるのです。最初は、うまくいかない週もあるでしょう。けれども、しばらく続けていると、予算の範囲内に納まる週もあるはずです。そして、少しずつ、予算内に抑える週を増やしていけば良いのです。失敗を恐れず、継続することが何よりも大切です。
■家計簿をつける方法
家計簿は、毎日、キチンと支出項目ごとにつけて、1ヶ月集計するのが理想です。けれども、これはかなりの上級者向けの家計簿のつけ方です。そもそも家計簿をつける目的は、記録することではなく、予算管理をすることです。1週間の支出のうち、外食を含む食費が多いという場合、まずは食費だけ1週間分記録してみます。18,666円のうち、いくら使ったか確認してみます。次に、1週間で1万円以内に押さえようと目標を設定します。そして食費だけ記録してチェックします。食費の管理ができるようになったら、もう1つ管理項目を作って、記録していきます。このようにして、理想の家計簿に少しずつ、近づけていくのです。個人的には、管理項目はあまり増やし過ぎずに、大雑把に記録することをお勧めしています(三日坊主にならない家計簿のつけ方)。
■小さな目標をつくる
毎月2万円を貯めるとして、まずは5ヶ月で10万円達成を目標にしてみます。毎月2万円ずつ封筒に貯めいき、月末に1万円札が増えていくのを確認します。通帳の預金残高で見ると、貯めている実感が沸かないので、最初は現金で貯めてみることをお勧めします。10万円貯まったら、今度は貯蓄のペースや目標金額を決めて、チャレンジします。
小さな成功体験の積み重ねが継続させるコツ
いきなり大きな理想を掲げず、できることから少しずつ、コツコツと実行し、成功体験を得ることが、お金に対する苦手意識をなくし、家計管理や貯蓄を継続させていくコツだと言えます。新年度から心機一転して、お金に対するマインドチェンジをして、できると思うことから実践してみましょう。【関連記事リンク】
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