3次元曲線から構成された立体的なフォルムが特徴の「トノウ・カーベックス」。「カサブランカ」は、フランク・ミュラーの顔ともいえるこの優雅なフォルムに、旅にも最適なディテールを備えた時計です。カサブランカはその名の通り、モロッコを舞台にした1942年の映画「カサブランカ」からインスパイアされ、誕生しました。
フランク・ミュラー初のトラベラーズ・ウォッチ、「カサブランカ」が登場したのは、1994年のこと。フランク・ミュラーが初めてステンレススティールを用いたコレクションとしても知られています。これはヴァカンスで、プラチナの代わりにステンレススティールの時計を携帯するというヨーロッパの人々のスタイルから着想を得たもの。プラチナやゴールドが見せるラグジュアリーなイメージとは一線を画し、タフで、アクティブなカサブランカの魅力をより際立てています。
「カサブランカ」手巻き、SSケース×カーフストラップ、70万3500円
カサブランカはサーモンピンクとブラック、ホワイトの3種類の文字盤で構成されていますが、サーモンピンクはサハラ砂漠をイメージした色。ほかのコレクションにはない、オリジナリティあふれる色合いが魅力的です。電灯のない夜を想定してインデックスと針には夜光塗料を施し、汗に強いカーフストラップを用いるなど、旅先でも使い勝手の良い仕様が盛り込まれています。また、使っていくうちに文字盤が焼けていくカサブランカは、まさに経年変化による味わいを楽しみたい一本。“使い込む”ことで、自分だけの宝物へとなっていく魅力にあふれた時計でもあるのです。
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フランク・ミュラーウォッチランド 東京
TEL : 03-3549-1949
http://www.franckmuller-japan.com/