世界中に広がるLCCビジネス

世界の航空業界には徹底してコスト管理を行うLCCが勢力を伸ばしている

世界の航空業界は徹底してコスト管理を行うLCCが勢力を伸ばしている

2012年3月1日、ANAが出資する日系LCC(Low Cost Carrier 格安航空会社)「ピーチ」が、関空からの就航を開始しました。さらにANAが出資するもう1つのLCCとなるエアアジア・ジャパンと、JALが出資するジェットスター・ジャパンも2012年中には運航を開始する予定で、今年は日本にとって本格的なLCC元年となりそうです。

日系LCCはピーチが初めてですが、海外では主要国の多くで国内資本のLCCがすでに存在しています。すでに名前が出たエアアジアとジェットスターも海外のLCC。エアアジアはマレーシア、ジェットスターはオーストラリアに籍を置いていました。それが今回は日本航空会社と共同出資し、日本で本格的にスタートする運びとなったわけです。

それ以外の主なLCCは、お隣韓国のジンエアーがあります。韓国国内線がメインのジンエアーは2011年7月以来、北海道の新千歳空港からソウルへの定期便も運航しています。

アメリカは航空業界の規制が日本などと比べてかなり緩いので、新規航空会社の参入が多く、以前からLCCは存在していました。その中でも代表的なのが、サウスウエスト航空です。サウスウエスト航空はアメリカの国内線がほとんどですが、運賃は他社の半額程度と言われています。例えば、他社が400ドルかかる路線なら、200ドルで済んでしまうわけです。とにかくお金を節約したい人にはもってこいですね。

ヨーロッパにもLCCは何社もあり、特にアイルランドに籍を置くライアンエアーは有名です。ライアンエアーはなんとたったの1ユーロ(約100円)!という運賃を提供して、旅行好きや航空業界関係者を驚かせたこともあります。

それにしても、LCCがここまで安くできるのはなぜでしょうか?