インテリアコーディネート/部屋別コーディネート術

戸建てインテリア実例 東京都心の一戸建て(3ページ目)

都心の利便性と自分らしい家の両方を手に入れたい!都心の狭小住宅を体験できる、旭化成ホームズの『街かどへーベルハウス白金高輪・東京一軒家』のインテリア実例をご覧ください。大人っぽい上質な自然なインテリアです。

執筆者:鈴木 理恵子

都心の一戸建て
光に寄り添うダイニング 

周りが高い建物で囲まれているため、3階のリビングダイニングでも直射日光が入ってくるのは、お昼過ぎのわずか1時間だけ。ですので、天空光や隣家の壁からの反射光を効果的に取り入れる工夫をしています。

都心の一戸建て

リビングダイニングの中でも一番明るいスペース。天窓が西側にあるため、夏場は暑さを軽減するためのシェードも用意。右は夜のダイニング。全般拡散のペンダントから柔らかい光に包まれるのもいい

階段からダイニング上にかけて天窓を設けてあり、一年を通じて光を確保。天窓は西側の長い壁に設置させることで、より多くの反射光を得る計算だそう。天窓下のダイニングは部屋の中でも一番明るいスペースになります。晴れている日はもちろんのこと、雨の日でも一定の明るさを確保できるのが天窓の良い点です。

光が入りにくい部屋というのは、概して白っぽい色で計画しがちですが、こちらは白い色をほとんど使っていません。『光が少ない部屋の白はグレーに見える』だそう。木部は本来の色を生かし、壁の漆喰は黄色がかったアイボリーに、ファブリック類にはグレイッシュな色にという風に、色味を感じるものを採用しているそうです。

このダイニングテーブルは、チーク材を使ってオーダー。動線を考慮して台形です。ダイニングの椅子はダニエルのERCOL(アーコール)のもの。アッシュ材の質感が活きているシェーカースタイルの椅子で、テーブルと良く合っています。

都心の一戸建て

キッチンもチーク材を使った仕上げ。従来であればステンレスが見えるレンジフードもチーク材で覆っている

キッチンも木の色+ブラックのカウンターで都会的な雰囲気を出しています。カウンターやコーナーのエッジはシャープなラインで処理され、すっきりとモダンなフォルムなのですが、自然素材を使っているため、冷たい印象が軽減されました。

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