都心の一戸建て
大人のための上質なインテリア
見上げると天窓から光が広がる階段。木の手摺と段板がいい感じ。
3階はリビングダイニングとキッチンで20.7畳ほど。自然素材の質感が心地よい空間。階段の吹き抜け部分には吹きガラスを入れて。
床材は、別名アフリカンチークと呼ばれるイロコという樹種を3mm厚で貼りあげた挽き板合板というもの。オイルフィニッシュ仕上げにして艶感を抑えています。床材は敢えて色をランダムにして自然素材らしさを強調しているのも面白みがあり、無垢材に近い風合いを感じます。
壁や天井材は、石灰を原料とする漆喰。少々粗めの仕上げになっていて、これもラフで自然な味わいを感じます。漆喰はアルカリ性のため、カビの発生やウィルスが繁殖するのを防ぐそう。そういえば、古い住宅では浴室の壁が漆喰仕上げになっていたのを思い出しました。
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光に寄り添うダイニング>>