休暇に投資をして得られるリターンって?
大浴場でも聞こえてくるのは日本語ではなく英語!
グローバルな休暇を満喫できます。
――瀬口社長、サホロは外国人のお客様が多いですね。レストランでも大浴場でも、日本語より英語をよく聞きます。
生まれて初めてパウダースノーを体験して感激。「誰が、片栗粉何トンも巻いた?」というくらいさらさら。
「8割が海外からのお客様という時期もあります。今は約6割が海外からのお客様で、オーストラリア、香港、マレーシア、中国、台湾、韓国、フランスからのお客様です。およそ20カ国から来ているG.O(ジーオー:ジェントルオーガナイザーの略でスタッフ)もいますから、クラブメッドに入った瞬間にインターナショナルな雰囲気をご体験いただけます」
――日本人のお客様と、外国人のお客様の過ごし方に違いはありますか?
「海外からのお客様は何もしないで、のんびり過ごされる方も多いです。旧正月になると、華僑のお客様はお子様たちに、正統派のスキーを教えたいとサホロにいらっしゃいます。クラブメッドは、ご要望があればオプション料金をお支払いいただくことでプライベートレッスンもご提供できるのですが、ご家族全員、お一人お一人に毎日コーチをつけて欲しいと皆様がおっしゃるので、この時期はコーチの確保が大変です」
――お金持ちの発想ですね。そういえば、一緒にスキーレッスンをしたマレーシアの方に「4日間で帰るの?早いわね」って言われました。日本人は平日に4日間休みを取るのもすごく大変なんですけど(笑)。
「日本では、なかなか上司や同僚に遠慮して休みがとれませんが、日本は祝日が世界の他の国に比べて多い方なんですよ」
――お盆やお正月に、みんなで一緒に休む方が会社としては効率がいいかもしれませんが、3連休も多いので、その前後も休めたらいいんですけどね。
「休暇=贅沢な事というイメージがまだありますが、休暇というのは、自分の生活を豊かにする手段です。休暇をとって、いつもとは違う経験や挑戦をすることで、サプライズがありリフレッシュして日常に戻ると、心に余裕が出来ます。心身ともに健康になると、職場での人間関係もよくなりますし、いいサイクルの日常生活が送れます」
――分かります。ワーカホリック(仕事中毒)のうちの夫は初めて石垣島のクラブメッドに行った時に、『仕事ばかりの人生じゃない時間ってあるんだ、こういうのもしていいんだ』って感動していましたよ。
「そういうお客様のコメントに、私も一番元気付けられます」
クラブメッドのドレスコートは、楽しむための物!この日のドレスコードはBlack&Whiteみんな、黒と白で決めています。
――リゾートなんて全く興味がなかったし、スキーも今回50歳で初めてした夫が『毎年、世界中のクラブメッドに行こう!』って言っていますからね。
「うれしい言葉ですね、鳥肌が立ちましたよ(笑)。そう、それが休暇という物に投資したリターンです」