夫のおこづかいのルールは?

新生フィナンシャルのアンケート調査によれば、2010年のサラリーマンのおこづかいの平均は40,100円で、昨年に比べ5,000円もダウン。苦しい家計事情が調査からもわかります。

よく「うちの夫のおこづかいは多いのでしょうか?」という質問を受けますが、実はどこまでおこづかいでまかなうか?というルールがご家庭によって違うので、一概に平均より高いからあげすぎ、少ないからかわいそうとは言えないのです。

夫のおこづかいでよくあるルールには、下記の3パターンが多くなっています。
パターン1:ランチ代、コーヒー代等はおこづかいから。他はその都度もらう
パターン2:1+飲み会代等、夫の生活費全てをおこづかいに含む
パターン3:2+家族の生活費の一部もおこづかいに含む

パターン1は、とりあえずおこづかいを渡し、飲み会や、美容院代、スーツや靴、鞄はそのつど妻に申請してお金をもらうケース。妻は夫の行動とお金の使い道を把握する事ができます。

パターン2は、あなたの支出はこの中で全部やってね!というケース。残業で遅くなったときのご飯も、スーツも、友人の結婚式のご祝儀も、全部この中からだします。妻は、夫がおこづかいを何に使うかを任せ、残りのお金で生活費をやりくりします。

パターン3は、一家のあるじとして、夫の財布から出すものを最初に渡すケースです。当然、純粋なおこづかいだけでなく、家族のお金も入りますので、少し多めのおこづかいとなります。

夫のおこづかい、本当はいくら必要?

夫のおこづかいのパターンは色々あるけれど、では実際に夫がどうしても必要なお金はいくらなのでしょうか。不況でお給料やボーナスが減っているとはいえ、毎日仕事に出かける夫には、どうしてもかかるお金がでてきます。1か月間で平日が22日だとすると…。

◆昼食代
・ワンコイン(500円)ランチなら1万1,000円
・800円ランチなら1万7,600円

◆コーヒー、お茶代
・会社のサーバーならタダ!
・120円缶コーヒーなら2,640円
・ペットボトルなら3,300円
・カフェで290円コーヒーなら6,380円

会社に勤めていて、社食がない、お弁当を席で食べられないケースだと、少なくても1万1,000円ほどはランチ代が必要ということになります。これが都内のビジネス街で毎食ランチを食べに行き、飲み物を買うケースだと2万4,000円ほどかかってしまいます。

おこづかいのパターンどれがベスト?

パターン1の「とりあえずおこづかい」派は、1万5,000円~2万5,000円を夫に渡しておけば良さそうですが、その都度支出がありますので、トータルの夫にかかる費用は逆に多くなる事が予想されます。

パターン2の夫は、もらったおこづかいの中で、ランチを安く抑え、余ったお金で飲み会に出たり、スーツを買うようになり、やりくりを工夫するようになれるかもしれません。

パターン3の夫は、最初から7万円、10万円と多めにお金をもらっているケースが多く、妻がおこづかいを渡しているはずなのに、その夫のおこづかいの使い道は把握できないという事になりかねません。

こうして見ると、パターン2の夫のケースが一番お金の管理をしやすく、妻としてはしっかりお金が貯められるはずです。でも、そこでいくらおこづかいを渡すかが問題になります。

今回は、毎月のおこづかいを5万円で全てやりくりするかわりに、妻と特別の約束をしている夫の生活から、夫のおこづかい5万円は、悪妻なのか、良妻なのかを考えてみましょう。