「何となく専業主婦」でいるのは、考え直したいもの
働けない?向いてない?でも、優先順位を考えて、今どうするべきか柔軟に考えてみてください。
借金を抱えた家計はもちろん、ぎりぎりの家計の方の中には、特に理由がなくても「働くなんて無理」と思い込んでいる人がいます。
でも、本当に無理かどうかはやってみなくてはわかりませんよね。まずは家計の優先順位を考えてみましょう。
自分には「無理」「できない」という思考回路でこり固まっていると、本当に優先すべき“借金の返済”が後回しになり、問題はどんどん深刻化してしまいます。
そうなると、家を手放す羽目になったり、自己破産したりといった、絶対に避けたい状況になってしまいます。
時代がまっしぐらに不況に進んでいる以上、時代に合わせて自分も変わっていかなければなりません。
借金がなくても、家計に余裕がなければ、いまは共働きが当たり前。
夫は外で働き、妻は家を守るというのは、もう古い発想と言えるでしょう。
仕事は「人生のメリハリ」だと考える
主婦になっても、子供を産んでも、仕事を継続する女性はたくさんいます。お金のためという人もいるでしょうが、多くの方はやりがいのある仕事をし、充実感を覚えたほうが、人生に張りが出るといいます。
仕事が“ハリ”という感覚は共感できます。忙しいときは「休みたい」とばかり思ってしまうのですが、長期間休むと、ワーカーホリックというわけでもないのに、「仕事をしたい」という気持ちがフツフツわきおこってきます。仕事というハリがないと、物足りないものです。
もし、主婦をしながら働くことに柔軟に適応できるのであれば、貯金可能な家計に変化させていく一番の近道をたどれます。家計のために、そして人生のメリハリのために、二人で働くことを一度検討しても良いと思いますよ。