お料理はフレンチ出身のシェフが担当
10種の季節野菜のバーニャカウダ(1000円)
attic planningのカフェたちに共通するのは、しっかりした食事を提供してくれること。アナログ渋谷でもフレンチ出身のシェフとパティシエ出身の店長さんが腕をふるい、手間をかけたメニューが楽しめます。
お茶の時間にふらっと訪れたお客さまが長居をして、そのまま夕食をとるというケースも少なくないのは、居心地の良さゆえですね。
新しょうがと塩豚肉のリエット(750円)
お料理もノンジャンルで、フレンチにはこだわらない自由な発想。夕方からのメニューには、自家製サングリアで煮込んだ牛ほほ肉赤ワインシチューがあるかと思えば、静岡おでん風の「アナログ風黒はんぺん」が人気を集めていたり。
ひとりでも大勢でも楽しめるメニュー構成で、夜はお酒とともにゆったり満喫するお客さまが多いそう。
魚介のスープとあさり、スズキのタジン蒸し(900円)
ランチは日替わりで5種類、スープとドリンクが付いて各1000円。近隣のアパレルショップで働く人々の利用も多く、毎日ランチに訪れる男性スタッフのグループもいることから、ボリュームたっぷり、飽きない多彩なラインナップを心がけています。
アナログ渋谷パイ各種(写真はチョコバナナ)…800円
ガトーショコラやモンブラン風ロールケーキなど、親しみやすいけれどひと工夫が感じられるスイーツのなかで、とりわけ人気なのはパイの上にアイスクリームをたっぷりのせた「アナログ渋谷パイ」。チョコバナナ/ベリーベリー/メープルナッツ/アップルシナモンなどのバリエーションからトッピングを選ぶことができます。
次ページで、attic planningの五味美貴子さんにうかがったお店づくりのプロセスをご紹介しましょう。驚きのその手法は「即興」でした。