あなたの頭にある「株で稼ぐ」イメージを180度転換!
あなたは「株で稼ぐ」というとどのようなイメージを持つでしょうか。おそらく多くの人が「ずるい稼ぎ方」とか「危険なこと」というイメージを持っているのではないでしょうか。悪いイメージを株に持っている限り、株で投資をしてみようとは考えないと思います。
しかし、もしかするとあなたの頭にある「株で稼ぐ」イメージは、一面的な物の見方なのかもしれません。実は株には大事な社会的な役割があるし、株で稼ぐというやりかたも、いろいろな方法があるのです。
株については、「食わず嫌い」の傾向が強いように思います。株に対するイメージが変われば、株を使って前向きにお金を増やす方法を考えることができるようになるはずです。そこで今回は「株で稼ぐ」イメージを180度転換するマネーハックをご紹介します。それでは考えてみましょう。
発想転換1)短期的に儲けるのが「株」である
最初に考えてみたい発想転換は「短期的に儲ける」です。誰でも株は短期的に売ったり買ったりして儲けるものだと信じています。デイトレーダーなどはその極北で、株価のごく短期的な値動きの差で利益を得ます。しかし、そのような決まりはどこにもありません。株価というのはその企業の価値を表しているわけですが、企業の価値は、一分一秒で高まるわけではありません。今月も来月も、来年も再来年もビジネスを続けていかなければ企業の価値は維持できません。長年の商品開発努力、検討に検討を重ねる営業戦略、生産ラインや流通の確保などがあって、初めて企業の価値は高まっていくわけです。
たとえばプリウスは今ではトヨタを代表する車になりましたが、開発から考えれば何十年もの時間がかかっています。また、たくさんの働く社員たちと、買い物をするお客がいて初めて企業は価値を生み出します。
東京証券取引所の株価の点滅そのものは何か企業価値を高めているわけではありません。企業の価値が上がる、つまり株価が上がるということは、決して短期的なことではないのです。
だとしたら、なぜ、株の売買だけは短期的なものだと決めつけてしまうのでしょうか。株の売買も、企業の成長を見守るくらいの時間をかけていいのです。
中長期的に株を持つ、ということはあまり日本では重視されてきませんでした。上場時に抽選で新規上場株を手に入れたら一時期の値上がりに乗ってさっと売るのが株だと思っている人も多いようです(かつてのNTT株など)。デイトレードが株の売買だと誤解している人もたくさんいます。
企業の中長期的な成長が自分の株価も高めるという発想で、株とつきあってみてはどうでしょうか。人間の成長を見守るように、企業の成長を見守っていき、長い目で見て増やす、という考え方があってもいいのです。
→ 発想転換をして、株を見直してみよう >>>>>