デジカメ人気復活の起爆剤となるか? 「1」の実力を探る
気軽に写真を撮ってSNSなどにアップロードできるスマートフォンの隆盛や世界的な景気の低迷、そして東日本大震災やタイの洪水などの影響で少なからず元気を削がれてしまっていた2011年のデジカメ業界。そんな状況を打破する起爆剤として昨年9月、大々的に発表されたのがニコン初のミラーレス一眼(ニコンでは「レンズ交換式アドバンストカメラ」と呼んでいる)である「Nikon 1」だ。
ニコン Nikon 1 V1
シリーズ第1弾として発表されたのはエントリークラスの「J1」と、液晶ビューファインダーを備える「V1」の2機種。今回は最上位機種のV1と合わせて、高倍率10倍電動ズームレンズ「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4.5-5.6 PD-ZOOM」もチェックしてみた。
10-100mm F4.5-5.6 PD-ZOOMでのワンショット。270mm相当の超望遠でも、この高画質!
次のページでは、早速Nikon 1 V1の実力を紹介していこう。