ドル円は底は打ったのか
ドル円相場は2011年10月に、一時1ドル75円台まで円高が進行しました。チャートを見てわかる通り、ドル円相場は底割れしてしまいました。丸印をつけました。以降は、為替介入や欧州問題に翻弄され、一進一退の展開が続いていますが、底割れした以上、どこまで円高が進行するのか正直わかりません。
以前「最高値迫る!ドル円相場たいくらで底を打つのか」の記事で、円高がとこまで進行するのか目安を計算してみました。参考にしてみて下さい。
反転への期待
しかし、ドル円相場については、今後底割れしたとしても、過度のドル売りは進行しないのではないかと考えています。その理由として、2012年秋に予定されているアメリカ大統領選挙が挙げられます。恐らく大統領選挙に向けて、景気を下支えする景気対策が行われることでしょうから、その効果が出るのではないかと考えられるからです。大統領選挙の時期を考えると、2012年上期中に、ドル円相場が反転している可能性が高いのではないでしょうか。
そして、楽観的にドル買いが進むことで、ユーロ売りも楽観的に収束に向かう可能性が高いのではないかと思っています。