美しい眺めとともに極上のイタリアンを
「リストランテ ベッラヴィスタ」
店内に1歩入ると窓の外に絶景が広がり、思わず歓声が! ホテルニューオータニの最上階40階にある広々とした店内は座る場所によって眺めが変わり、東京タワーが真近に見える席や5月に開業を控えているスカイツリーを望める席もあります。料理は同ホテル内「トゥールダルジャン」東京店を始め、各レストランで修業を積んだ高森康夫シェフが担当。フレンチの経験もあるシェフなので、華やかで凝ったイタリア料理が堪能できます。
プチガトーのように華やかな前菜
今回はプリフィックスのディナーコース1万円(税込み・サービス料10%別)を3人で頂きました。まずは、アミューズから。
濃厚な鶏レバーにオリーブオイルをあしらったところがイタリアンらしい小皿。
スパークリングワインがよく合います。 バスケットには極細でスナック感覚のグリッシーニに加え2種類のパンも。仕上げにパルメジャーノチーズをのせたフォカッチャはふっくら。黒オリーブが入った丸いパンは生地にピューレ状にしたトマト入り。どちらも、ついつい手が伸びてしまう美味しさです。
アンティパストは7種類の中から選べます。メニューを見たとたん「オマール海老」と「ずわい蟹」という文字に惹かれて迷わずチョイスしました。まるでプチガトーのように華やかなビジュアルに目を奪われます。濃厚なオマール海老味のパンナコッタは、とっても柔らかでムースのような食感。上にのっているゼリーがバジルの風味を添えています。
これは同席した方のチョイスですが、少し味見をさせて頂きました。まるでフルーツトマトのような鮮やかな赤で甘みもありましたが、実は普通のトマトをオリーブオイルと秘伝のソースでマリネしたもの。ブッラータチーズは中の柔らかい部分だけをのせているので、クリーミーで舌触りもなめらかです。
イタリアンの定番トマトとモッツァレラチーズという組み合わせを、贅沢にバージョンアップさせています。