掃除

掃除と片付けは全く別のもの。片付いた部屋なら掃除もしやすいですね

取材でいろいろな家を訪問しますが、時折、まるでショールームかショップのように片付いたお宅があります。片付けが苦手な私からすれば「いつもこんな状態なのかしら」と不思議に思うほどきれいなお宅です。わが家も掃除をした後は、それなりにきれいにはなりますが、美しく片付いている状態を維持できるかどうかは、整理整頓や収納に深く関係があるように思います。

掃除と片付けの違い

きれいに片付いた家に近づくための方法を考える前に、大切なことをはっきりさせておきましょう。

それは、片付けと掃除の違い。両者はまったく違うものだということです。訪問したきれいなお宅に刺激されて、帰宅するなり、掃除を始めることがあるのですが、そんなときふと思うのが片付けと掃除は全然違うということ。恥ずかしい話ですが、わが家ではあちらこちらに置き放しになっているものを片付けながら掃除をすることが多いのです。そのため、ひと部屋片付けと掃除が終わったころにはとても疲れていることもあります。

以前、取材で伺ったお宅もそうでした。その家の奥様は自他ともに認める掃除好き。毎日2時間以上かけて、床を磨き、壁の拭き掃除をするというだけあって、どこもピカピカでした。でも家の中は何となく雑然とした感じ。なぜかというと、あちらこちらにものが置き放しになっていたり、収納に収まりきれないものが出し放しになっていたからです。確かに、掃除は行き届いているのですが、片付いてはいない状態。これだと、せっかく掃除をしても、見た目は半減です。やはり、すっきりときれいに見えるには、片付けが大切なんですね。

では、次ページで、実際にきれいに片付いた家になるための方法について紹介しましょう。