橋本明彦の恋愛コラム/橋本 明彦の恋愛情報

恋愛の達人! ラテンの男たち(2ページ目)

ラテン男子は、お調子者でノリも良くて、軽いと言われても口説き続ける、どこか憎めないナイスな兄貴達です。そんな彼らの生態を、東京にラテンアメリカ人ホセくん=保瀬くんが舞い降りたと仮定し、行動を紐解きながら恋愛具合を探ってみましょう。

橋本 明彦

執筆者:橋本 明彦

恋愛ガイド

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いつもイケルと思ってる

前のめり

前のめりで行こう!

では、どうしてこうも直球でいけるのでしょうか?

普通なら、怖じ気づきますよね。「ねえ今夜泊まろうよ」とか、「このまんま箱根のハイアット入っちゃわない?」とか、「来週誰にもナイショでプーケット行こうよ」とか、ほんとは言いたいくせに、そんなこと言って笑われながら断られたらってビビる自分。いや、これが通常です。基本傷つきたくないし、評判だってあるし、ましてやネットで打ちのめされたら立ち直れません。

でも、保瀬くんはこう考えます。というか何も考えません。妄想の前に行動です。いいなって思えば体が動くし言葉も発っします。それは、いつもうまくいくと思っているからです。成功が前提のオファー。契約が前提のプレゼンテーション。絶対に負けない試合。それぐらい前向きです。気持ちの強さとかテクニカルの自信とかよりも、本能的に動いてるだけですし、うまくいくに決まってるのが前提ですから、うまくいかなかった時のことは、うまくいかなかった時に考えればいいじゃんていう具合。これがラテン恋愛の基本形です。

ですから、失敗してもあっという間に忘れますし、後悔してるヒマがあったら次行こう次、次は絶対大丈夫だしっていうノリは、チャラいと言うよりは現実的です。それが普通と考えると、動きが悪くてネガティブの方がマイノリティーになってチャラいかもしれません。そして、その本能の源はこうなります。

基本は動物的で肉が好き?

自分自身のことを、自分と言うよりも人間と考えて冷静に行動する時ってありますよね。さらに人間というよりも動物って考えて反射的に動いたり反応したりっていう時もあるはずです。この動物的な自分を煮詰めていくとメシ食うこととか生存することとか種を保存することとか、プリミティブなコトになっていきます。

そんな思いで一度肉をがっついて見るのはいかがでしょう? フェミニンにナイフフォークで綺麗なフィレ肉を食べるというよりは、リブロースを手づかみでがっついてみる。子羊の骨付きローストだって気分出ます。そしてふわっと獣の自分が感じられてきたらラテンの兄貴たちが愛飲するマテ茶で煽りましょう。

和の緑茶が気を静めて一歩引くことの美学を作るとしたら、ラテンのマテ茶は本能に働きかけるのかもしれません。どうにかなるよだったり、いやイケル気がするだったり。語感もなんとなくコカとかマカとかマテとか効き目ありそうな気分。これで今度の春にはオレもラテンのプロポーズってことで、新たな恋を見つけましょう。保瀬くん、グラシアス、ボニート!
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