Ultrabookとは
Ultrabook(ウルトラブック)はインテルが提唱する新しいパソコンのカテゴリです。日本でもUltrabookとアルファベットで表記しカタカナでは表記しません。また、「Ultrabook」自体がインテルの登録商標となっています。その新しいカテゴリのUltrabookですが、2011年6月に台湾で開催されたComputex TAIPEI 2011で初めて公開されました。具体的な数値などで何がUltrabookなのかが公開されているわけではありませんが、
「従来ノートパソコンに比べ薄く(おおよそ21mm以下)、バッテリ駆動時間が長く、OSの起動時間などが短いなどの使い勝手がよく、それでいて高い性能で価格を抑えたノートパソコン」
というようなコンセプトの製品となっています。薄型の製品は事前に各社が開発していたようですが、第1弾のUltrabookが登場したのは2011年末になります。2012年に入るとUltrabookの本来のコンセプトを実現した製品が多数登場するなどしています。
Ultrabookを選ぶポイント
Ultrabook自体はまだ登場したばかりですが、いくつか特徴的な製品が登場しています。それぞれデザインや性能、セキュリティ機能などの特徴があるので、各製品の特徴をしっかりと見極めましょう。機能面での違いでは、液晶解像度や内蔵ストレージの容量があります。液晶解像度は、画面内の情報量に直結し、高解像度の方が高性能ですが、OSやフォントなどの兼ね合いもあり、高ければいいものでもありません。SSDは速度が速いものの、コストが高くなり容量も少なくなります。使い方にもよりますが、128GBの容量では少ないという方は、それ以上の容量が必要となるでしょう。
持ち運び使用に関しては従来機種よりもやりやすくなります。盗難や紛失などに備える場合、セキュリティ性能などにも注目しましょう。またいまのところ、光学ドライブを備えていないものがほとんどなので注意しましょう。
おすすめのUltrabook
■東芝 dynabook KIRA V832この製品の最大のポイントは高精細のタッチパネル対応液晶を搭載しているという点です。
高精細なだけではなく、色などは一台毎に調整されており、写真などが非常に美しく表示可能です。当然ながら、Ultrabookとしての基本機能は非常に高く、キーボードのタッチ感など含めパソコンとしても非常に使いやすい製品になっています。
Ultrabookはいくつか登場していますが、その中でも厚みと薄さにこだわった製品です。
日本では以前から薄型軽量のパソコンはありましたが、コストなどの面からUltrabookはそれらに比べると思い製品が多かったところ、タッチパネルなどには対応していませんが、非常に軽量なUltrabookになっています。
もちろん、基本性能などは非常に高くサポートなど含め安心して使用できる製品です。