部屋探し・家賃/賃貸物件の情報収集術

寒さに負けるな!賃貸節電生活(2ページ目)

いよいよ今年もあとわずか。寒さも厳しくなってきましたが、12月から政府による節電要請が始まります。賃貸でもできるエコ生活情報を集めてみました。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

寒さ対策編


●節電その2:
エアコンの設定は20度に

エアコン暖房器具として使う場合には、設定温度を20度にしましょう。部屋の広さによっては、それでは寒いと感じるかもしれません。でも、設定温度を2度下げると最大電力を7%削減できるそうです(資源エネルギー庁による)。暖かな空気は上に行く性質があるので、サーキュレーターや扇風機などを天井に向けて回すとまんべんなく暖かな空気が室内を循環します。

2週間に1度のフィルターの掃除や室外機の吹き出し口のそばにものを置かないことも、エアコンの性能をアップする秘訣です。

また、ホットカーペットやこたつなどの消費電力の少ない暖房器具とうまく組み合わせるのもコツです。石油ストーブでもいいのですが、換気をこまめにすること。また、賃貸契約によっては使えない暖房器具もありますので、必ず注意してください(火災の原因になりやすいものなど)。


●節電その3:
カーペットやラグを敷く

ラグ

暖かいカーペットやラグを敷いて。部屋のアクセントにもなる



フローリングの上での生活は冷えてきます。冬の間はカーペットやラグなどを敷くと、それだけで体感温度も変わってきます。せっかくフローリングなのに・・・と思うなら、冬の間だけと思ってみてはどうでしょうか。夏になったら、カーペットははずせばOK。ちなみに、カーペットの下に新聞を敷くとさらに保温効果が上がります。

●節電その4:
布団よりベッドを

冷気は下に降りてきます。布団で寝ていると冷気を感じるだけでなく、床からの冷えも感じやすくなります。できればベッドなどを利用し、高さのある生活をするといいでしょう。

●節電その5:
重ね着をする

マフラー

首を温めると暖かく感じるが、室内なら1枚余分に重ね着をするといい


当たり前だと思ったあなた、侮ってはいけません。普段より一枚セーターやカーディガンを羽織ったり、ストールやひざ掛けを使うだけでも暖房の使い方は変わります。また、首、足首、手首など「首」を温めると効果大。ネックウォーマーやレッグウォーマー、厚手の靴下などがいいでしょう。ただし、きつく締めすぎる服装は血流を悪くしてしまうので、サイズにゆとりのある服を着るといいですよ。



もちろん、普通の電化製品の使用を控えることも節電になります。電気をこまめに消したり、タイマーを上手に使って昼間の電気代を浮かせれば、さらに節電の効果は高くなります。普段に生活の中でできる範囲のことを少し気にかけてみるといいですね。
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