ハイブリッドAF搭載で進化したオートフォーカス

レンズ右上のAFセンサーのおかげでAF速度は一眼レフクラス
このAFセンサーはマクロ撮影時には関与していないとのことだが、マクロ撮影でも明確に速くなっている。以前はピントが行って戻ってを繰り返してようやく合焦といった感覚が、1回の前後で合焦といった感じ。この速度だけでもGR DIGITAL IVにする意味があるといえるほどだ。
変わらないからこそすごい光学周り

レンズ、CCDは前機種のGR DIGITAL IIIと同じものが採用されている
リコーの「GR DIGITAL IV」は高画質・高品位のコンパクトデジカメの代名詞ともいえるGR DIGITALシリーズの4代目。CCDやレンズといった光学系関連はほぼ同じ構成のままだが、待望の手ぶれ補正機構が搭載されたことで、感度を上げずに暗所でも撮影できるようになった。実写画像と併せて購入の参考にして欲しい。
清水 博之
デジタルカメラ ガイド
カメラとの付き合いは20年以上。銀塩カメラから始まり、デジタルカメラまで、幅広い知識を持つ。ライターとしても10年以上の経歴を持ち、本や雑誌、Webサイトなどで、デジタルカメラのレビューや選び方などの解説記事を執筆。フィルムカメラの良さもまだまだ捨てがたく、両方の動向をウォッチし続けている。
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レンズ、CCDは前機種のGR DIGITAL IIIと同じものが採用されている