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「窓断熱ボード」と「水滴ワイパー」を使ってみました(2ページ目)

朝晩はぐっと冷え込むようになり、冬はもう真近ですね。冬の室内に冷気を持ちこむ場所は「窓」がトップで、窓から入った冷気は足元をじわじわ~と冷やします。そこで窓辺の冷気を防ぐ「窓断熱ボード」、結露の後始末に役立つ「水滴ワイパー」をご紹介します。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

結露の後始末は水滴ワイパーで

水滴ワイパー。雑巾で拭きあげるよりラクに水滴を除去できる。アマゾンでも購入可。

水滴ワイパー。雑巾で拭きあげるよりラクに水滴を除去できる。アマゾンでも購入可。

皆さんは、結露がついた窓の後始末はどうしていますか。毎朝雑巾で拭きあげていれば完璧ですが、たくさんの枚数が必要で、そのあと雑巾を冷たい水で洗うのもなかなか大変ですよね。

そこで「水滴ワイパー」という露取りグッズをご紹介いたします。ワイパー先端のゴム部分で窓面をこすり、すくい取った水はワイパーのお尻についている管の部分に溜まるという単純構造です。

ホームセンターやインターネットでも購入可能で、お値段も数百円からとお手軽です。


 

実際に使ってみました 

半透明の管の部分に水が溜まるので目に見えて達成感アリ。

半透明の管の部分に水が溜まるので目に見えて達成感アリ。

冬のある朝、水滴ワイパーを使ってみました。窓面にワイパーを滑らせると、みるみるうちに取っ手部分の半透明の管の部分に水が溜まります。水が溜まる様子が目に見えるので面白く、楽しく作業できました。

ワイパーの構造上、窓の下部はワイパーを使えません。その部分は雑巾で拭いて仕上げなければならず、全く雑巾いらずになるわけではないのですが、全てを雑巾で拭きあげるよりずっとラクでした。

そして作業が楽しい!これが水滴ワイパーが支持される理由だと思います。

実際に購入する際には、ワイパー先端のゴム部分の性能が水滴の取れやすさを左右するようなので、価格が極端に安い物はイマイチ水滴が取れない恐れがあります。また、すりガラスなど表面に凹凸のある窓には向かないようです。


 

結露は放置しないこと

面倒でも毎日水滴を取るようにしましょう。

面倒でも毎日水滴を取るようにしましょう。

結露が発生してしまったら、そのままにしておくとカーテンや周辺の壁紙、壁の内部などにカビが生える恐れがあります。カビは建物だけでなく住んでいる人の健康にもよくありません。

まずは結露が発生しにくくなるよう「窓断熱ボード」や「プチプチ」を張って対策を講じてみましょう。

それでも結露が発生してしまったら雑巾や水滴ワイパーでその都度水分を拭き取るよう心がけましょう。

 

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