MBA・ビジネススクール/MBA・ビジネススクール学校紹介

倫理観と感性をそなえる経営者を目指す青山学院MBA

青山学院MBAは、一般的なビジネススクールの学びに加え、社会的責任と感性を持った卒業生を創出することに力をいれています。他のMBAとどのように違うのか、実際の学生生活などを、研究科長の高橋教授と在校生の翁様、渡辺様にお伺いいたしました。

福原 正大

執筆者:福原 正大

MBA・海外留学ガイド

高橋教授

研究科長の高橋文郎教授

青山学院大学大学院のMBAコースについて、研究科長、在校生の方にお話を伺いました。

■青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山MBA)研究科長の高橋文郎教授

昼夜開講と聞いていますが詳しく教えていただけますか?

1学年の定員は100名で、30名が昼間の授業が主体(Full-time MBA)、70名が仕事をしながら夜間の授業に通う学生(Flex-time MBA)。昼間の学生の10~15名が留学生で、国際色があるのが特徴です。平均年齢はFull-time MBAが20代、Flex-time MBAが30代中盤になっています。

学校の特徴は?

ビジネススクールというと戦略やマーケティングを学ぶイメージが強いかと思います。青山MBAでも、当然こうした科目は充実させています。それに加えて、社会的責任を果たす地球人を育成するとのミッションから、倫理やコンプライアンス科目を充実させ、学生に必須の知識として課しています。実際、青山学院はキリスト教教育をベースとしているため、倫理が必修科目であることは自然なのです。

グローバル人材育成についての取り組みは?

英語の青山の伝統からも充実させています。グローバル人材とは、

■英語力
■異文化理解
■ビジネス専門知識
■人を束ねるリーダーシップ
■人間性

を持つ人と定義し、この能力を育成しています。私たちのカリキュラムがグローバル・スタンダードに基づいているのも、グローバル化が進む中で企業経営をリードできる、上記のグローバル人材を養成したいからなのです。

例えば、英語力に関していえば、卒業生は全員TOEICで730点以上取得することを義務化しています。TOEIC試験対策の特別講座があり、卒業までにTOEIC730点が取れるように教育します。点数が730点に到達していないと卒業できないので、学生も真剣です。

また、私たちはTOEICの点数が高いだけでは、グローバル人材ではないと考えています。その先のコミュニケーション技術を、必修としている英語コミュニケーションの授業で行っています。
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