マンションなら規模が選択の基準、
一戸建ての供給も増加中
大規模物件では敷地の広さを生かし、絵になる、ゆったりした空間が作られていた
駅から徒歩10分前後で考えると、選択肢は2つ。駅に近い、大規模な大手不動産会社のマンションか、中小事業者の小規模マンションか。新築の建売一戸建ても供給されていますが、さすがに徒歩10分前後は数が少ないためです。
2006年当時の駅東側。現在の状況を比べると違う街のようだ
いささか身も蓋もない書き方になりますが、前者のマンションであれば75平米で3500万円~、後者はそれよりも1000万円以上は安くなります。まだ街自体が新しいため、中古というほどに古い物件はなく、もし、あるとしても元々の最寄り駅は柏などと、駅からは遠い物件ということになります。
新築の建売一戸建ては土地面積100平米程度の3LDKあるいは4LDKで2000万円から3000万円の間くらいが中心。数棟程度から20棟以上の現場まで、かなりあちこちで建設が進んでいます。立地によって周辺環境、利便性は大きく異なるので、よくよく調べてみたいところ。毎日の生活を考えると、夫婦でそれぞれ車が必要になるケースもあるでしょうから、駐車場の広さも要チェックです。
東大柏キャンパスまでは駅から歩いて20分ちょっと。向かいには東葛テクノプラザなど未来を感じさせる建物がある
賃貸は単身者向きの物件が中心で、相場は6~7万円。16号を越えたあたりまで行くと、5万円以下という物件もありますが、いつも車、バイク、自転車などで移動している、確実にバスを利用できる規則正しい生活をしているなどの場合でなければ、いささか不便かもしれません。
現代的な風景と緑が同居する街、柏の葉キャンパス。他の街にない進化を楽しみにしたい
数年で大きな変化を遂げた柏の葉キャンパス。今後の変化にも期待したいところです。
*記事中の地図は
グーグルアースに
ゼンリンの地図情報、
東京地形地図の地形情報を重ね、さらに記事中に出てくる幹線道路、施設名を書き込んで作成させていただきました。