子供用品/子供部屋・家具・収納

子供部屋は本当に必要?

子供がある程度の年齢になると必ず悩みになるのが、「子供部屋」をどうするか、という問題です。子供にとっては立派な子供部屋は必要ありませんが、それでも子供のための場所は必ず必要になってきます。

猪熊 弘子

猪熊 弘子

子育て ガイド

ジャーナリスト。名寄市立大学特命教授 (一社)子ども安全計画研究所代表理事。 保育・教育、子ども施策などを主なテーマに、執筆・翻訳、テレビ・ラジオ出演、講演を行なう。4人の子どもの母。著書多数。『死を招いた保育』(ひとなる書房)で第49回日本保育学会 日私幼賞・保育学文献賞受賞。

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子供部屋は本当に必要?

子供部屋

子供のための場所は必要になってくる (画像提供:IKEA)


子供がある程度の年齢になると必ず悩みになるのが、「子供部屋」をどうするか、という問題です。いろいろな意見があって悩みますよね。子供部屋は本当に必要なのか、必要ないのか……? 特に「ひきこもり」などの問題がクローズアップされるようになって以来、子供部屋をどうするかは子供の生活や非行とも関係があるという認識が広まり、親たちの不安も増えたように思います。

「すまい」についての著書『その住まいで子どもをちゃんと育てる自信、ありますか?』(オレンジページ)もある私ですが、著書のための取材や、子供4人を育てている実生活での体験から、子供部屋についていろいろと考えてきました。私がこれまで見てきた中での結論は、子供にとっては立派な子供部屋は必要ありませんが、それでも子供のための場所は必ず必要になってくる、というものです。では、それはどういうことなのでしょうか?

子供部屋は子供が自立するための場所

子供にとっての子供部屋は、単純に勉強するための場所ではありません。子供の生活に必要なモノを置くスペースでもあり、少し大きくなってくると家族と離れて一人でいろんなことをしたり、考えたりする場所にもなってきます。最初から必ずしも立派な子供部屋は必要ありませんが、ある程度の年齢になったら、最低限、子供の生活に必要なモノをきちんと整えて置くことができる場所は作る必要があると思います。


>> スペース作りはいつ頃、どうやってはじめる?
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