化粧直しでより精悍に
ガソリン車もインテリアもインパネの眺めに大差はないが、メーターのデザインは大きく異なる。ハイブリッドは、左がパワーインジケーターで、右が速度計
今回のマイナーチェンジはエクステリアの化粧直し、エクステリアカラーの一部変更、装備の見直しが中心だ。エクステリアではフロントグリルとフロントバンパーの変更で、ラージクラスで求められる押し出しの強さをいっそう磨き上げている。リヤはガーニッシュとテールランプのデザインを変更。外装色もライトブルーメタリック、ダークバイオレットマイカメタリック、ダークブルーマイカを新設定している。
また、日産からはかなり遅れた感があるが、車両を俯瞰で眺められる「パノラミックビューモニター」をオプション設定したり、オートマチックハイビーム、エンジンのオン/オフでシートが自動で前後スライドして乗降を助ける運転席オートスライドアウェイを設定したりしている。また、ファミリーが乗る機会が多いだけに、ナノイーやスーパーUVカットガラスの設定も朗報だろう。
ハイブリッドモデル追加で更なる盛り上がりを見せるか?
最大のライバルはエルグランド。低い全高に低重心によるフォルムは迫力十分。価格はVIP仕様を含めて307万6500円~763万3500円
街中はもちろん、休日のサービスエリアなどで主役といえるのがラージサイズ・ミニバン。アルファード/ヴェルファイアのハイブリッドモデルで更なる盛り上がりとなるのか、注目していきたい。