プラグインプリウスのメリットは?

プリウスプラグインハイブリッド

一見すると、ほとんど現行プリウスとの違いがない、「プリウス プラグインハイブリッド」


トヨタは次世代エコカーの大きな柱として「20kmほどの距離なら自宅で充電出来る電気自動車として使え、遠出する際は普通のハイブリッド車と同じくガソリンで走れるというプラグインハイブリッド」を考えているようだ。すでに大規模な実用テストを開始しており、年内に発売を予定している。

果たしてハイブリッド車と比べた時のメリットがあるのだろうか? プラグインプリウスの実用テスト車に長く乗ってみたのでジックリ考えてみたい。まず電気自動車として使えるプラグインプリウスの走行距離を20kmとしてみよう(トヨタの公表データだと23.4km)。

プリウスプラグインハイブリッド

EV走行可能距離を超えると、ガソリン走行に切り替わり、いわゆる普通のハイブリッド車となる


この距離を走るために必要な電気代は、およそ73円。トヨタのウェブサイトを見ると「深夜電力を使えば経済的」と書いてあるけど、これ明らかなウソ。普通の電気料金の3分の1になる深夜電力はソケットを抜き差しできない電気温水器用等の電気料金であり、電気自動車の充電を禁止してます(「夜間電力」は使用可)。

同じ距離を普通のプリウスはガソリンで走る。およそ1リッターを消費し、135円。金額が小さいと解りにくいため、1万km走った時の電気/ガソリン代を算出してみたら、3万6200円/6万7500円。ということで、電気自動車として運用するなら、走行1万km毎に3万1000円浮く。