散歩/江戸風情を探す散歩ルート

神田川にかかる橋を渡りながら散歩してみました(13ページ目)

JR高田馬場駅を下車し、神田川に沿って歩きはじめました。途中、染め物の歴史にふれたり、フランスパンを買ったり、鰻を食べたりして飯田橋まで歩きました。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド


石工がたくさん住んでいたから「石切橋」

石切橋(いしきりばし)の橋のたもとに説明書きがあった。このあたりに石工(いしく)がたくさん住んでいたから、石切橋と呼ばれたという説があるけれど、定かではないそうだ。また、明治中期の記録によれば、かつては木の橋で、長さ15m、幅が5m強あり、このあたりではいちばん大きな橋で、当時は「江戸川大橋」と呼ばれていたとのこと。
石工がたくさん住んでいたから「石切橋」とよばれる用になったとの説もある

かっては、江戸川大橋と呼ばれた「石切橋」


さて、この橋を渡ったところにうなぎ屋がある。上の写真でも見えているビルに挟まれた日本家屋が「はし本」さんである。橋をめぐるお散歩にふさわしい店名だ。
そのたたずまいに歴史を感じる

創業は天保6年だという「はし本」という鰻屋さん


暖簾には創業天保6年とある。1936年、幕末だ。坂本龍馬が生まれた年である。いかにこのお店が古いかがわかってもらえるだろう。そんな老舗だが、敷居は高くない。ごく普通の鰻屋さんなのだ。
きも吸(250円)もつけてもらった

「はし本」さんの鰻重並2250円。美味しい!

鰻重の並2250円をいただいた。美味しいねぇ。きも吸250円もうまい。幕末から変わらぬ味の鰻重を提供しているのかと思うと、それだけでも感慨深い。明治維新、日清日露の戦争、関東大震災、第二次世界大戦を経て、平成の今日までやっているというのもすごいことだ。川も橋もまた昔からここにある。それもまた不思議だが、こうして舌で時代を味わえるのも楽しい。
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