建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

息子が両親に捧げる親孝行の家[北沢の家](4ページ目)

繁華街からほど近い閑静な住宅地に、高さ違いのシンプルな箱が2つ並んだ家が建っています。建築家の息子が両親のために設計したこの家は、至れり尽くせりのデザインに溢れていました。

執筆者:川畑 博哉

三位一体のサニタリー


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浴室

1. ダイニングから水廻りを見る。
2. 鏡の扉の洗面収納一直線に伸びる。
3. 物干し場から洗面室と玄関ホールを見る。
4. バスルームの壁と床は、色違いの20cm角の磁器質タイル。
5. トイレは車いすが余裕で入れる広さ。扉は折れ戸になっている。


西側には洗面室とトイレとバスルームが、三位一体のように配置されています。窓の前には、扉に鏡が張られた長さ3mの収納が宙に浮いたように伸び、その下には洗面器を組み込んだカウンターが造り付けられています。設計者としては、洗濯機の大きさが許せば、きっとこのカウンターも、収納と同じく奥まで一直線に伸ばしたかったに違いありません。

◆建築データと建築家プロフィール


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