筋トレ・筋肉トレーニング/筋トレを始める前の基礎知識

筋トレを成功に導くモチベーション術 ~スタート編~

筋トレは、実践することがもちろん不可欠。けれども、それと同じくらいか、もしかするとそれ以上に大切ともいえるのが、トレーニングの“やる気”=モチベーションを維持するための方法です。そこで、今回は筋肉自体のトレーニングだけでなく、モチベーションのトレーニング方法についてご紹介していきます。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

理想の体を手に入れるべく筋肉を鍛えるには、これまでガイド記事で紹介してきているような、さまざまなトレーニング方法を知り、実践することがもちろん大切です。けれども、それと同じくらいか、もしかするとそれ以上に大切ともいえるのが、トレーニングの“やる気”=モチベーションを維持するための方法です。そこで、今後は筋肉自体のトレーニングだけでなく、モチベーションのトレーニング方法についてもご紹介していきたいと思います。

手始めに今回は、「筋肉トレーニングを始めたいけれど、きっかけがどうもつかめず、いつも二の足を踏んでいる」という方にぜひ知っていただきたい、トレーニングを始めるためのモチベーションがアップする方法をご紹介します。

体の前に、ココロを動かす

トレーニングを続ける秘訣

「なんとなく」では、トレーニングは続かない。自分が体を鍛えたい動機を、明確にしておくことが、成功への近道だ

「トレーニングを始めたいんだけど、うまいきっかけがなくて」――そう思ってしまうのは、一体何が原因なのでしょう。体を鍛えることの必要性は感じている。しかし、行動に移すところまではいかない。その原因は、あなたが感じているトレーニングの必要性が「なんとなく」であるからだと、ガイドは考えます。

最近太ってきたので、「なんとなく」体を鍛えたい。健康診断で指摘されたので、「なんとなく」運動の必要を感じている。友人がトレーニングを続けて痩せたので、自分も「なんとなく」やってみたい。このように、ただ漠然と思っているだけでは、なかなか実行に移すことができません。また、たとえ実行できたとしても、すぐに挫折してしまうことでしょう。

だからガイドは常日頃、トレーニングを始めようとしている人には「体を動かす前に、まずはココロを動かそう」と言っています。「自分はなぜ体を鍛えたいのか」、まずはその動機をしっかりと確認してもらっています。なぜ痩せたい、体を鍛えたいと思ったのか、一度動機を明確にしておけば、その後くじけそうになった時でも気持ちを鼓舞し、トレーニングを続けることができるからです。確認はどんな方法でも構いません。たとえば、自分がトレーニングをしたいと思った時の気持ちを、とりあえずどんどんノートに書き出してみるのも一つの方法です。ある程度書き出したところでそれらを眺めてみると、共通点=“自分の深層心理にある本当の動機”が見えてきます。

こうして引っ張り出した「なんとなく」ではない本物の動機と、このコラムで紹介している効果的なトレーニングプログラムとがセットになれば、あなたの体づくりはきっと成功への道をたどることになるはずです。


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