それぞれに特徴があるネット銀行 

お金の性格で使い分けよう

手持ちのお金を性格で分けてみると…

日本にインターネット銀行が登場して早11年。インターネット専業銀行は現在、ジャパンネット銀行、楽天銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、大和ネクスト銀行の6行あります。また、地方銀行などがインターネット上に構えるインターネット支店も増えてきました。

インターネット銀行やインターネット支店は、それぞれに特徴があります。お金の性格ごとに、取引が便利な銀行を紹介しましょう。

生活資金は決済が便利な銀行に 

生活資金は、安全で、現金の出し入れや、ネット上での決済が便利な銀行がいいですね。ネット銀行の普通預金は、都市銀行よりも金利が高い上に元本保障ですから、もちろん安全です。

ネット銀行の普通預金口座への現金の出し入れは、大和ネクスト銀行を除き、提携ATMを使って行います。自宅近くの生活圏に手数料無料の提携ATMがあるネット銀行なら便利に利用できるでしょう。

使ってみたいなと思っているネット銀行の提携ATMを確認しましょう。なおほとんどのネット銀行で利用できるのが、セブンイレブンなどに設置されたセブン銀行ATMとゆうちょ銀行ATMです。

ネット決済が便利なジャパンネット銀行 

ジャパンネット銀行には、買い物代金などをネット上で即時決済できるリンク決済やワンタイムデビットというサービスもあり、利用できるショッピングサイトなどの提携先が多い点も便利です。

ネット上での即時決済は、楽天銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行でも可能です。銀行により提携しているショッピングサイトなどが異なりますから、よく買い物するサイトが、どの銀行と提携しているかを確認してみましょう。

また普通預金から公共料金の引き落としを行いたいなら、ネット銀行で唯一対応しているのがジャパンネット銀行です。

外貨預金でクレジットカードの決済ができるソニー銀行

ソニー銀行は、公共料金の引き落としやネット上での即時決済はできませんが、代金を米ドル建てのまま引き落とせるクレジットカードが使えます。日本での買い物は円普通預金からの引落し、海外での買い物は米ドル普通預金からの引落し、1枚のカードで2通貨に対応する2通貨決済機能付クレジットカードです。海外によく行く人は、為替レートを気にせずに買い物ができて、米ドル預金とも連動できます。

当座貸し越しができる住信SBIネット銀行

普通預金と合わせて定期預金を持っていれば、普通預金の残高が足りない時に当座貸越ができるのが、住信SBIネット銀行です。

定期預金の9割まで最高200万円を自動的に貸越、普通預金に入金すれば自動的に返済されます。借入金利は1.675%(2011年9月23日現在)。もともと自分のお金ですから、カードローンなどに比べて断然低い金利で借りることができます。生活資金が不足するときに便利です。また、いざという時のお金を定期預金に入れておけば、定期預金を解約しなくても、当座貸越で引き出すこともできます。

次ページでは、貯めているお金や増やしたいお金を預けるのに向いているネット銀行を紹介します。