仕事か、子どもか……個人の価値観の問題なの?
このような女性の発言は、女性の社会進出が進んだために、人生観や仕事観が多様化したという論調で紹介され、メディアでも、「個人」の価値観の問題として取り上げられることが多いように感じます。
しかし、全国に4万6千人もいる待機児童の問題を知れば、産後の職場復帰のハードルがいかに高いかが容易に想像できます。特に、責任ある仕事を任さられるようになる30代女性にとっては、預けられる保育所が不足しているために「仕事か子どもか」の二者択一の選択を迫られているのが実情です。
ここまでで、たとえ結婚していても、経済的な不安により、安心して子どもを育てることの難しさが見えてきました。次は、事実婚で子どもを持つことと、シングルマザーの経済状況にスポットを当てて解説します。
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【1】「結婚しないと子どもは育てられない」ってホント?
【2】 事実婚の選択と、シングルマザーで子供を育てる選択
【3】子どもを持つ際に、選択肢の多い未来にしよう!
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