新宿から一駅で中野へ
中野は、新宿から中央線快速で一駅という便利さながら、昔からの商店街が元気な都心の住宅街です。加えて、中野区の公式ウェブサイトに「中野はサブカルチャー発信地」という文言が掲載されるほど、マンガやアニメ、フィギュアファンが集う街ともなっています。商店街、サブカルチャー、有名商業施設の発祥の地など、さまざまな表情をもつ中野の“今”をご紹介します。中野駅の北口&南口
JR中央線快速で新宿から5分弱、東京駅から約20分。東京メトロ東西線も乗り入れている中野駅には、北口と南口、2つの改札口があります。北口を出て左手にそびえ立つ白い建物が『中野サンプラザ』。コンサート会場として有名ですが、宿泊施設でもある建物です。
改札出てまっすぐのびる横断歩道を渡ると、中野駅の名所の一つ『中野サンモール商店街』へ。中野に住む人たちの生活に密着した飲食店、ドラッグストア、ファッションの店など約50店舗がひしめいています。サンモール商店街を横切ったりつながるようにして他の商店街へも続いているので、実際の店舗数はさらに多い印象。駅前から住宅街への通り道にもなっていて、昼夜人の通りが絶えることのない、屋根付きアーケード街です。
一方、南口のランドマークは『中野マルイ』。商業施設を関東、関西で展開するマルイは、ここ、中野が創業の地。ファッションのイメージが強いマルイですが、中野マルイには地下1階に食料スーパーも入っており、他の店舗に比べて地元密着度が高い印象です。
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