ヘッドホン・イヤホン/ヘッドホン・イヤホンの選び方

Bluetoothヘッドホンの選び方(2ページ目)

ヘッドホンやイヤホンを使っていると、「ちょっと邪魔だな」と思うのがケーブル。そんな人におすすめなのが、Bluetooth対応のヘッドホン。オーディオプレーヤーとヘッドホンをつなぐケーブルが不要で、快適なリスニング環境を手に入れることができます。今回はBluetoothヘッドホンの選び方とおすすめヘッドホンをご紹介します。

大橋 伸太郎

執筆者:大橋 伸太郎

テレビガイド

Bluetoothヘッドフォンを形態別で選ぶ

無線接続が浸透し、Bluetoothヘッドフォンも次第に一般的になりつつありますが、生産メーカーがソニーなど、無線通信を幅広く手掛けるメーカーに限られ、現在も音楽鑑賞用途よりは携帯電話のモニター用途に作られた製品が多くなっています。A2DPとAVRCPに対応した音楽鑑賞用Bluetoothヘッドフォンの代表的製品を形態別に選んでみましょう。


Bluetoothレシーバー+カナル型ヘッドホン

Bluetoothレシーバーからヘッドフォンが生え出したタイプ。従来のワイヤードタイプから抵抗なく乗り換えることが出来ます。レシーバーには、プレーヤーの各種操作、電話発信/着信操作、音量調整など必要な機能が一体化されています。

■製品例:ソニー DR-BT63EX/EXP
オーディオ用のDR-BT63EXと通話用マイクを備え携帯電話やスマホのモニター用途を高めたDR-BT63EXPの2モデルがあります。A2DPプロファイルの音楽再生機器とHDP/HSPプロファイルの通話機器それぞれ1台ずつ接続できるマルチポイントに対応、音楽再生や早送りなどに加えてスマートフォンや携帯電話の操作を手元で行うことが可能。USB充電にも対応しています。

DR-BT63EX (B) [ブラック]
DR-BT63EXP (B) [ブラック]


Bluetoothレシーバー+カナル型ヘッドホン+ノイズキャンセル機能

■製品例:オーディオテクニカ ATH-BTO4NC
内蔵のマイクで収音した騒音と逆位相の音波を八世させ300Hz以下の乗り物騒音を軽減するノイズキャンセル機能付。Bluetooth 標準規格 Ver.2.1+EDR 準拠、プロファイルA2DP、AVRCP搭載。


Bluetoothレシーバー+ネックストラップ型ヘッドホン

Bluetoothレシーバーとネックストラップ型ヘッドフォンを一体にしたタイプです。

■製品例:ソニー DR-BT25NX
A2DP、AVRCP、HFP(Hands-free Profile)、HSP(Headset Profile)の各プロファイルに対応、カナル型イヤフォンとレシーバーの2ピースで構成。ブラック、ホワイトの2色から選べます。

DR-BT25NX (B)

Bluetoothレシーバー+ネックバンド型ヘッドホン

Bluetoothレシーバーとネックバンド型ヘッドホンが一体になったタイプです。ウォーキングやランニング、軽いスポーツ時に適しています。 

■製品の例:ソニー DR-BT160AS
ジョギング中でも快適にリスニングが楽しめる安定した装着感のワイヤレスヘッドセット防滴仕様で、ACパワーアダプター、ハイブリッドイヤーピース(S/M/L)各2個が付属します。

DR-BT160AS


Bluetoothレシーバー+耳かけ型ヘッドホン

Bluetoothレシーバーと耳掛け型ヘッドフォンが一体になったタイプ。カナル型/インナーイヤー型より装着感がソフトで圧迫感がありません。

■製品例:ソニー DR-BT140QP
Bluetoothver.2.0+EDR搭載。携帯電話やポータブルオーディオなどの音楽をワイヤレスでリスニング。音楽の再生・停止など基本操作をヘッドセットのジョグスイッチからコントロール出来ます。携帯電話などとコーディネートできる4色バリエーションも魅力。

DR-BT140QP (B)

Bluetoothレシーバー+オーバーヘッド型ヘッドホン

Bluetoothレシーバーと一般の音楽鑑賞用途のヘッドフォンを組み合わせたタイプ。従来、ワイヤレスヘッドフォンにはIR(赤外線通信)が使われてきましたが、Bluetoothで高音質・機能化が実現しました。

■製品例:ゼンハイザー PXC360BT
最大90%のノイズキャンセル効果を持つ NoiseGard 2.0 を採用した Bluetooth 2.1 対応のワイヤレスヘッドフォン。ドライバーに Duofol ダイヤフラムやネオジウムマグネットを採用。トークスルー機能で、会話や周囲の音を瞬間に切り換えて聞き取ることが可能です。伝送には高音質、低遅延を実現したオーディオ伝送技術「apt-X」を採用。


単体レシーバー

コントロール機能を持った通信ユニットのみの製品。インナーイヤー型からオーバーヘッド型まで愛用のヘッドフォンを接続出来ます。ヘッドフォンの替わりにアンプ内蔵スピーカーを接続してワイヤレススピーカーに変身させることも出来ます。

■製品例:ソニー DRC-BT30P
Ver.2.1+EDR対応。音楽の再生・停止などの基本操作を本機のジョグスイッチから操作可能(プレーヤーがAVRCPに対応している必要があります)携帯電話のハンズフリー通話に対応する軽量約20g、周囲の電波の影響による音切れが発生しにくいEDR搭載、クリップとストラップの2ウェイ装着スタイルが楽しめます。4色カラーバリエーション有。

DRC-BT30P ブラック


ミスなくあなただけのBluetoothヘッドホンを選ぶポイント

Bluetoothヘッドホンは、混み合った通勤電車でバッグの携帯プレーヤーを操作するのが面倒、とかワイヤレスの利点が発揮される場合に購入するとよいでしょう。ただし、音切れやノイズはみられませんが、無線接続である以上、決して皆無とは言えません。レシーバー側に電力が必要になりますし(USB等で充電)携帯プレーヤーの電力消費も多くなります。まず単体レシーバーをお求めになり、手持ちのヘッドフォンを活かしてみるところから始めることをおすすめします。


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