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恋に役立つ“恋愛論語”とは?(2ページ目)

みなさんは「論語」を読んだことはありますか?これは、中国古代の孔子の教えが書かれた本です。難しそう…と毛嫌いすることなかれ!「論語」には、人の心を掴むのが重要な恋愛にも役立つ、大切なことが書かれています。「恋愛論」と「論語」を絡めた“恋愛論語”で、恋愛や結婚に役立つ大切なことをご紹介します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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ブッタから学ぶ恋愛の教えとは?

ブッダの言葉にも恋愛に役立つことがたくさん!

ブッダの言葉にも恋愛に役立つことがたくさん!

住職であり、作家でもある小池龍之介さんの書籍『超訳 ブッダの言葉』には、こんなことが書かれています。

〔自らの感情をコントロールしない人と一緒に暮らすのは、あたかもいやな敵と一緒に住むようなもの。それは、君にとってずっと苦しみであり続けるだろう。
心の整えられた人間同士で一緒に親しく住むのが、君の心の安らぎと互いの成長のためになる。〕
(参考文献 小池龍之介著『超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

要は「結婚相手は、精神的に自立した人が良い」ってことなんでしょうね。そうしないと、一緒に住んでいて安らぎを得るのは難しいということのようです。“精神的な自立”に関しては、誰もが一度は通らなくてはいけない進化の試練とも言えるでしょう。
※自立に関しては、コラム「パートナーの携帯を見ていませんか?」(http://allabout.co.jp/gm/gc/380894/)を、自己コントロールの方法については、コラム「失恋の“二次被害”にご注意!」(http://allabout.co.jp/gm/gc/384092/)をご覧ください。

また、こういったブッダの言葉もあります。
〔相手の悪(あやまち)ではなく、自分の内側を見よ〕
(参考文献 小池龍之介著『超訳 ブッダの言葉』 ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)

以前、コラムでも書きましたが、人は恋愛を通して、“自分”を見ているのではないか?と思うんです。相手と一緒にいることで、いつもよりも優しい自分、嫉妬深い自分など、普段、“自分が知る事のない自分”を知るのが、恋愛とも言えます。つまり、相手が“鏡”となって、実は自分自身を見ているのです。

そして、“魂のレベル”でいうと、「人は恋愛を通して、成長したいのでは?」とすら思うものです。だから、成長し合える相手と縁があって出会えているし、その恋愛を通して、「自分が成長していくこと」は人生において、とても大切なことだと思うんです。

「類は友を呼ぶ」と言いますが、自分が変わると環境も変わり、出会う相手も変わるものです。だから、素敵な恋愛をしたかったら、まずは自分を変えることが大切なんです。
例えば、もし恋人が自分の望むような行動をしないときは、相手を責めるのではなく、自分の内側を見てみましょう。「恋人に自分の理想を押し付けていないか?」「相手の過ちを許せるほど、相手に対して愛情を持っているか?」、そして最後は「相応しい相手を見抜ける目が、自分にあるのか?」など。

残念な人と付き合ってしまったとき、その人の悪口を言いふらす人もいますが、結局、その相手を選んだのは自分なんです。自分の見る目がなかったことを、まずは反省しましょうね。

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