試して合点!使って納得!Vol.65
究極の包丁を求めて GLOBAL-PRO

先月まで、高齢者や女性にも軽くて使いやすい包丁の代表として、セラミック包丁をいくつか取り上げて紹介してきたが、本格的に調理を楽しみたい人にとって究極の包丁とはなんだろうか?
鋭い切れ味が長続きすることはもちろんの事、刃渡りの長さ、材質、重量とバランス、耐久性、手入れのしやすさ、価格など、いくつもの要素のバランスの上に究極の包丁はある。
またメーカーも、その工場のもつ立地条件、製造機械、素材、職人と技術力、経営基盤、伝統などによって、それぞれが特徴ある包丁を作り続けている。

日本古来の伝統ある刃物類が、ハガネ鋼を素材として伝統技術を持つ職人の腕で鍛造され、磨き上げられて作られてきたことは周知のことで、研ぎ澄まされた鋼包丁の切れ味はプロの調理人が究極の包丁にあげる一番の理由だ。
ただ鋼包丁は、家庭用としてみると手入れの困難さが付きまとう。使った後や時おり砥石で磨く手入れを怠ってしまうと、たちまちサビが生じて金属臭が移り、切れ味も落ちてしまう。
日々の多忙な生活時間の中で、調理時間すらなかなか生み出せないでいる主婦にとって、包丁の手入れに時間を割くことはほとんどできないのが実情である。

ハガネ鋼の持つ切れ味と重量バランス、サビにくく手入れのしやすさとを併せ持つのがステンレス包丁で、プロの調理人にも愛用者が多いのは、そんな理由からだ。
ただし、ステンレス包丁にもピンキリがあり、切れ味の持続性を求めるなら、1万円以上のステンレス包丁を選ぶべきだ。そしてステンレス包丁でも使っているうちに切れ味は落ちてくるから、2~3ヶ月に一度は砥石で磨くようにすれば満足できる切れ味を保てる。
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GLOBAL-PROシリーズのパッケージ


 
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日常使いに揃えたい4本のGLOBAL-PRO


 
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GLOBAL-PRO バーリングナイフ刃渡り10cm


 
今回、究極の包丁として取り上げた刀身からグリップまでステンレスの一体構造で作られたのが、金属食器のメッカ新潟県燕市に本社があるYOSHIKIN(吉田金属工業)のGLOBAL包丁だ。
「イタリアのデザイン、ドイツの堅牢、日本の精密、この3要素を併せ持つ製品」それがGLOBAL包丁の基本コンセプトで、工業デザイナー山田耕民氏のデザインになるロングライフデザインでもある。
その中でもGLOBAL-PROシリーズのステンレス包丁は、価格も高いが最高ランクの包丁として、国内販売のみだが海外のプロ調理人からも絶賛されている最高の包丁だ。
ひとまわり長い刃渡りと、グリップに刻印されたドットがデザインの特徴で、タイプによって10,000円弱のペティナイフやバーリングナイフから、25,000円近い刺身用の柳刃まで、15,000円前後が中心の包丁GLOBAL-PROシリーズと、各サイズとタイプが8,400円クラスのGLOBAL Gシリーズがあり、このシリーズにはグリップのドットに黒色が施されている。

その高品質さは手にしてみるだけでその重量バランスの良さが伝わってくるし、切れ味を確かめてみると思わず、これだッ!と捜し求めていたものに巡り合う事のできた喜びにひたることができる究極の包丁だ。
嬉しいことに、GLOBAL-PROステンレス包丁は、日常の使用後洗剤で洗いよく乾燥させておくだけで、鋭利な切れ味が長続きするのが特長で、包丁に求められる要求をほとんど満たしてくれる優れものだ。

実際にいろいろな食材でその切れ味を確かめてみると、その素晴らしさに誰もが感動する。次ページからご紹介する。

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