BILLYの実力は、組み立て方次第?
玄関そばの小さな部屋は、大学講師の旦那さんの書斎となっています。デスクライトには、寝室の読書灯と同じタイプの照明を使い、スッキリとした雰囲気に。仕事柄、本がとても多く、幅80cmのIKEAの書棚BILLYを3本使って、壁一杯の書棚が作られていました。書斎の家具もIKEAがほとんど。カーテン用の生地もIKEAで購入。時間ができたら縫おうと思っているのですが、と言われてカーテンをよく見れば、確かに切りっぱなし。最初から何もかも完璧に、と身構えるのではなく、できるところから始める姿勢は大切。BILLYの棚板の歪みを「スマイル」と捉えるのも、ポジティブで良いですよね
悩みは、本が多すぎて棚板がたわむこと。たわんだ状態は「ビリースマイル」と呼び、それも個性と考えて愛用されているとのこと。これは素晴らしい発想! 経験上、歪まない本棚はありませんし、スマイルが家の中にある、と思えば、多少のたわみは許せてしまえます。
なお、以前ご紹介したBILLYの本棚を導入した田中さんの事例では、1年半後もさほど棚板がたわんでいないことをガイドが確認しています。どの程度スマイルするかは組み立て方や本の重さによるのでしょう。本棚自体が歪まないよう、ネジは適宜締め直しを。BILLYは棚板を単品購入できるので、気になる方は棚板だけ買い換えましょう。
IKEAな器でおもてなし
プラスチック素材でカラフルなIKEAの器は、お子さんが参加するようなホームパーティーでも割れずに安心。友人が集まるのはソファ前が多いので、と、肌触りがいいラグを選ぶなど、細かいところで気遣いのあるお部屋でした
さて、ひととおり家の中を見せていただいた後は、リビングでミニパーティー。IKEAのカラフルな食器は、テーブルの上が華やかになるので、ホームパーティーにぴったりです。ダイニングのテーブルはエクステンションなので、ゲストが来たときはそちらを使うこともありますが、たいていはソファ周辺に集まって、のんびり会話を楽しまれるとか。居心地がいいんですね。
公式ガイドブック「イケアのかんたんDIY」
ところで、IKEAの家具は自分で組み立てるのが基本。組み立てサービスはありますが、自分たちで組み立ててこそ楽しい、という面もあります。失敗しない組み立てのためには、ガイドブックがあると安心。「イケアのかんたんDIY」は、組み立て方のコツを写真で丁寧に解説したIKEA公式ガイドブックです。お手頃価格で快適なインテリアをつくるために、是非活用してみてください。【商品取り扱い】
●IKEA各店
【IKEA公式ガイドブック】
●イケアのかんたんDIY (新品は完売、中古品の扱いのみ)
【取材させていただいたデザイナーさん】
●中村幸代さん(tsubame shop主宰)
デザイナー&こだわりのてぬぐいエバンジェリストとして知られ、オリジナルデザインはもちろん、安野モヨ子さんの「オチビサン」てぬぐいを手がけるなどの活動も。