布おむつの仕組み
それでは、布おむつの基本をお伝えしていきますね。まず、布おむつは尿などを吸収する本体の部分と、それをカバーするおむつカバーで基本は構成されています。そこに、おむつネットと言って、肌と本体の間に挟む布をつけることもあります。本体の部分の種類と違い
本体の部分は、反物、輪形、成形(「インサーツ」とも言います)の3種類ありますが、反物を自分で裁断して輪の形に縫ったのが輪形ですので、大きく分けると、反物、輪形の「さらしタイプ」、「成形タイプ」の2種類あると思った方が良いかと思います。それぞれの利点をお伝えしますね。■さらしタイプのメリット
さらしタイプのおむつ
- 乾きやすい
- 折り方を変えることで、お子さんの大きさや状態に柔軟に対応できる
- 新生児からおむつ卒業までずっと使える
- 折る手間がかかる
成形タイプのおむつ
- 折る手間がない
- 干す時に楽
- 乾くのに時間がかかる
- さらしより少し値段が高い
カバーの種類と特徴
カバーにも二種類があり、「一体型」と「カバー型」があります。人気が高い「ファジバンズ」は色とりどりのカラフルなカバーが特徴
一体型の特徴は、スナップやテープの止める位置を変えることにより、新生児~おむつ卒業時まで買い換えることなく使える、というところです。ただ、一体型は海外ブランドが主体の為、実店舗ではなかなか売っておらず、ネットのみになります。また、カバー型より多少割高です。代表的なブランドは「ファジバンズ」「スワドルビーズ」「イッティ・ビッティ」など。また、内部に本体が入れられるポケットがあり、ポケットに本体を入れることにより、一体化となりずれにくくさせて使うことも出来ます。ただ、そうなると必ずカバーも汚れる為、普通のカバーとして使うことも出来ます。一番注意したいのが洗濯方法。フリースを使用しているカバーは粉石けんを使って洗うと、撥水してしまい、漏れてしまいます。
「シンクビー」はアーミーからリバティまで色々なタイプの柄が豊富
一方「カバー型」は、サイズが決まっており、洋服と同じように50からあります。実店舗で売っているおむつカバーはこのタイプになります。布おむつを始める方はまず、カバーからという方が多いですね。代表的なブランドは「シンクビー」「エンゼル」「ニシキ」など、日本のブランドが多いです。
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