暑さを乗り切るシンガポールのスタミナフード 肉骨茶
漢方に使用するハーブも入って体にいい、スタミナ系ローカルフードのバクテー。写真は松發肉骨茶のもの
これをライスと一緒に食べるのが一般的。中国の揚げパン、ヤオティオを浸すのもおいしいです。醤油味が少し強い黒いスープのものと、コショウの味が少し強い白いスープのものとがありますが、どちらも基本的な味わいは大きく変わりません。スープの中には他に湯葉やニンニクが入っていることもあり、中国茶と一緒にいただくのがローカルスタイル。スープはなくなったらお代わりができます。
バクテーのスープは肉の旨みとハーブや中国醤油の混ざりあった甘い香りがして、かなり食欲がそそられますよ。スープをご飯にかけたり、スープにご飯をいれたりしながら肉と一緒に味わう、バクテーはシンガポーリアン自慢のスタミナローカルフードなのです。それでは、おいしいバクテーが食べられると、地元で人気の2店をご紹介いたしましょう。
バクテー激戦区の人気店、發起人肉骨茶餐館
バクテー1人前7シンガポールドル。ライス、中国茶は別オーダー
シンガポールを訪れる外国人の有名人も顔を出すという、この店のバクテーは肉がかなり柔らかくて、骨からスルッと抜けるので食べやすい。スープはしっかりとした豚肉の味がして、骨太な一品です。麺も選べるようですが、やはりバクテーはライスがベスト。ヤオティオはあまりおすすめできません。
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■發起人肉骨茶餐館
住所:347 Balestier Rd.
TEL:6352-6192(+65)
営業時間:12:00~14:00、18:00~翌2:30
定休日:火曜
アクセス:オーチャードロードからタクシーで15分ほど
ローカルファンも多い松發肉骨茶
シンガポールの公団、HDBの1階のコピティアムにある
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■松發肉骨茶
住所:1 Rochor Rd, #01-506 Rochor Ctr.
営業時間:8:00~23:00
定休日:月曜
アクセス:MRTブギス駅から徒歩5分