遊園地/富士急ハイランド

富士急ハイランド「高飛車」4つのポイント(2ページ目)

2011年7月16日、富士急ハイランドに4つめの“ギネス級”絶叫コースター「高飛車」が誕生しました。今度のギネス認定の世界一は落下角度。コースターが落ちる角度は90度まで、という常識を覆す「最大落下角度121度」なんです。垂直以上の角度で落下する……それはいったいどういうことなのか、実際に体験してきました。

佐々木 隆

執筆者:佐々木 隆

遊園地ガイド

高飛車の【ポイント1】
絶景えぐりタワーで絶叫~!! 

「高飛車」最大のポイントは「絶景」と「えぐり」にあります。垂直にそびえるタワーを、ライドが“空に向かって”上昇し頂上でいったん停止……。このとき、目の前に広がる富士山と周辺の樹海の風景は、まさに「絶景」そのものです。富士山の麓にある遊園地なので「富士山ビュー」なアトラクションはいくつかありますが、多分、この「高飛車」がほかを一気に抜いて1位におどり出たのではないかと思います。


そして、これに続くのが“垂直以上”の落下体験。つまり「えぐり」です。ギネスに認定された世界一の最大落下角度は、なんと121度!! 垂直落下(=90度)を31度も上回る、今までに経験したことのないスリルがそこに待っています。では、写真を使って、そのスゴさをお伝えします。

高飛車

空に向かって90度のタワーを上昇

 

高飛車

けっこうスピードがあり、乗っている人の歓声が響きます

 

高飛車

高さ約43mの頂上に到着しました

 

高飛車

少し落下したと思ったら、途中で一旦停止します。「なんで止まるのぉ~」「止まらなくてイイ~」「富士山キレ~イ」など、さまざまな声が飛び交います

 

高飛車

そして角度121度の「えぐり」落下です!

 

高飛車

ねっ、真横から見ると確かに121度で落ちてます

では、今度はガイドが乗って撮った写真と、落ちる瞬間のナイスショットをどうぞ。これを撮影したのはプレスプレビューの日で、天気がいまひとつだったのがちょっと残念……。

高飛車

はい、90度上昇の場面。天気がよければ真っ青な空が気持ちいいですよ

高飛車

頂上に上りきる直前です。実はここが意外とスリルあります

高飛車

一旦停止したときの風景(の一部)です。富士山は右斜め前にあります

高飛車

ここからは落下の瞬間にズームイン

高飛車

初乗車のときの写真です。やや顔がひきつり気味!?

高飛車

まさに121度を体験中! なぜか笑顔になってます



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