大きさと味わいで選ぶ
大小様々な無垢材が並んでいるのが圧巻。これ以外にも旭川の工場のストックから選ぶこともできる。(画像:インテリアギャラリー ippon[一本])
「これらの木材は、節や割れ目があって家具には適さないとされてきた、いわゆるクセのある材なんですよ」とipponの斉藤さん。でも、豊かで過酷な自然の中で育ってきた木には、それぞれ味わいがあります。
工業製品とは違って、大きさや形状はばらばら。ギャラリーに置いてあるもので、大きさや木の雰囲気が合うものが見つからない場合には、旭川にある工場で希望に合うものをいくつかピックアップし、画像を送ってもらうこともできるそう。
中央部分に格子状の組子を接いだ美しいテーブル(画像:インテリアギャラリー ippon[一本])
無垢材と長く付き合う
上:ちぎりと呼ばれる材で接ぐ。これもテーブルの表情を作る
節の部分は、埋める場合もありますが、敢えて埋めずに木の表情として残すこともできます。「好き嫌いはありますが、この節が抜けた表情も自然らしくていいんですよ。」と斉藤さん。
一本技お手入れセットです。オイルは安全性の高いドイツ「リボス社」のものを使用(画像:インテリアギャラリー ippon[一本])
美しさを保つためには、時々、テーブル面にオイルを塗布するのもポイント。ひどい汚れの時にはサンドペーパーで削って修理することも可能なんですよ。
木は生き物。長年使っていると木の色も変わってきます。それも味わいでしょう。長く丁寧に、愛しんで使っていきたいですね。
【関連サイト】
インテリアギャラリーippon[一本]
木の家具に出会う インテリアギャラリー ippon[一本]