エリアによって大きく異なる充電環境
ただ県によって環境意識が大きく違うようだ。神奈川県など、急速充電器で困ることなど皆無に近い。公共の施設もあれば、急速充電器を備えているガソリンスタンドも少なくない。一方、千葉県に行くともうお手上げ。房総半島など木更津を最後に、館山から九十九里、銚子を通って鹿島まで一ヶ所も無し。
また、使えないのが日産のディーラー。急速充電器を設置しているディーラーは増えないし(ウチの近所なんか一つも無し)、火曜日は一斉にお休み。定休日でも急速充電器が使えるようになっている九州のディーラーもあるようだけれど、関東地方についちゃてんでヤル気無し。
とはいえ震災以後の電力不足もあり、私は基本的に急速充電器使った昼間の充電を避けている。それでも電気不足に陥ったことなど一度もない。遠くに行くときはガソリンエンジン車を使うし、そもそもそんな遠出をすることなど少ない、ということに電気自動車を買ってから気づいた。
三菱自動車のi-MiEVは、電池容量が少ないタイプを追加している。走行可能距離をカタログ性能の70%だとすれば84kmになり心許ない。近場しか乗らないという条件ならどうぞ。けれど普通に乗るなら電池容量の多いタイプ(カタログ性能の70%で126km)をすすめておく。