電気自動車業界に携わる人であれば、テスラモーターズ社の名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。2014年2月末に時価総額300億ドルを突破し、テスラ社に世界中の著名人が期待を寄せています。今回は、そのテスラ社とその魅力についてお話させていただきたく思います。

テスラモーターズとは

テスラモーターズ(Tesla Motors, Inc.)は、2003年に設立され、アメリカのシリコンバレー発の電気自動車(EV)やその関連部品の開発、製造、販売を行っている自動車メーカーです。社名は、かのトーマス・エジソンとも肩を並べた電気技師と物理学者である二コラ・テスラに由来しています。

同社は、初となる100%電動である高級EVスポーツカー「テスラロードスター」を2008年3月に販売開始をし、世界中の人々から注目され始めるようになりました。この時ベースとなる 車体は英国の名門ロータスがフルモデルチェンジを行ったばかりのロータスヨーロッパをベース車両として採用しました。ガソリン自動車として開発された同車の前後の重量配分、ショックアブソーバーの減衰力、バネレートなどEV車両として十分なポテンシャルを引き出す為に細部に渡ったチューニングが施されたのです。
(図)テスラ社HPより引用undefinedテスラロードスター

(図)テスラ社HPより引用 テスラロードスター

テスラロードスターは、初となる三相交流のACモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載し、約4秒で時速100kmに到達し、その航続距離は350kmを誇っています。2008年から2012年の生産終了までの間に、32か国で2100台を超える車両の販売を実現させました。

また、2012年3月よりモデルSと呼ばれる100%電動の豪華セダンを同社2番目の電気自動車として生産・販売しています。2013年の販売台数は目標2万台を上回る2万2477台でした。2014年の予想出荷台数は更に台数を増やし、3万5000台販売の見通しです。
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(図)テスラ社 モデルS