急性虫垂炎の治療
基本的には炎症のある虫垂を切除します
抗生剤で治療することもありますが、虫垂が残っているために、虫垂炎を繰り返す可能性があります。
急性虫垂炎の合併症
虫垂炎が進行してしまうと、虫垂壁が破れてしまい、腸内の細菌が腹腔内にばら撒かれ、腹膜炎を起こします。血液に菌が入り、菌血症を起こしますし、菌の成分によって、血圧が下がるショックになったりします。そのために、早期発見、早期治療が望ましいです。子どもの場合は、破れやすく、痛みも様々ですので、右の下腹部痛のある時には、可能なら外科で見てもらった方がいいでしょう。