段差を使って床下収納を
550ミリリットルの缶がタテに収まる
キッチンの床を、リビングダイニングよりも敢えて下げることで、ダイニングに座っている人との目線高に近付けています。そうすることで会話が弾み、コミュニケーションが深まるのが狙いだそうです。
そこにはもう一つ工夫があって、それが床下収納です。通常の床下収納は、一升瓶が入るくらいの深さがあるのですが、それでは深すぎて細かい食品が埋もれて困ります。その使いにくさを見越して、床下に浅い収納を考案。「日常の出し入れがしやすいと、ストックが無駄にならない」のがメリットだそうです。
玄関は下駄箱なしで広々と
間口を効率よく使った玄関収納
下駄箱の代わりに設けたのが、シューズクローゼットです。小さなスペースですが、下足のまま出入りできて、靴のほかにレインコートやスポーツ用品、ベビーバギーなどを収納。部屋まで持ち込みたくない、泥のついたモノや濡れたモノが収まってくれるので、帰宅した時の気がラクになります。
狭いからと諦めずに、最初の段階でしっかりと収納をプランしていきましょう。