金額の差はどうなるのか
健康保険料+介護保険料は1万2,337円-1万1388円=949円厚生年金保険料は2万875円-1万9270円=1605円
合計で2554円の差がでる。これは月単位での差なので年間にすると、3万648円にもなる。
もし従業員が10人いれば30万6480円の違い、100人いれば、306万4800円の違いとなる。
金額の違いを生むのは「等級」であることを踏まえると、等級がさらに下がればいいことになる。ということで、拠出する金額を上げてみよう。
従業員100人の会社のコスト削減
もし支給額が25万5000円で、確定拠出年金の積立額を5万円にした場合はどうなるのか?給与は20万5000円となるので、等級が3等級下がることになる。協会けんぽ等級であれば、20等級が17等級になり、厚生年金保険料の等級であれば16等級が13等級になるのだ。
健康保険料+介護保険料は1万2337円-9490円=2847円
厚生年金保険料は2万875円-1万6058円=4817円
合計で7664円の違いになり、1年間では9万1968円という大きな差になる。もし従業員が100人いたら、約920万円のコスト削減になるのだ。