美術館/テーマ別おすすめ美術館

マンガの美術館(7ページ目)

子どもも大人も、みんな大好き、世界中からも愛されている日本のマンガ。その歴史や源泉を辿ると、はるか昔、平安末期の頃の「鳥獣戯画」までたどり着きます。そんなマンガにまつわる美術館のなかでも、オススメをご紹介します。

浦島 茂世

執筆者:浦島 茂世

美術館ガイド

長谷川町子美術館(東京都)
~サザエさんの町の美術館

赤いレンガが印象的な外観 長谷川町子美術館

赤いレンガが印象的な外観 まわりには、サザエさんの登場人物パネルも並ぶ ©長谷川町子美術館

日本で最も愛されているマンガ、アニメのひとつ、『サザエさん』。作者の長谷川町子がこよなく愛した街、桜新町にあるのが長谷川町子美術館です。
サザエさん第1巻undefined?長谷川町子美術館

サザエさん第1巻 マスオさんとは2巻で結婚します。 ©長谷川町子美術館

いまも昔も愛されている、お茶目な『サザエさん』。何度もドラマ化されている『いじわるばあさん』の原画、長谷川町子の自作陶人形などを展示しています。

毎年夏には『アニメサザエさん展』が開かれ、サザエさんが暮らす町「あさひが丘」の土地の分譲や、とっておきの名作放映などのイベントが行われます。
長谷川町子、毬子姉妹の収蔵した絵画で構成される企画展も開催

長谷川町子、毬子姉妹の収蔵した絵画で構成される企画展も開催

また、長谷川町子は執筆活動の傍ら、美術愛好家として、姉の毬子とともにさまざまな芸術作品を収集していました。この美術館はその美術品を広く社会に還元するため設立されたものなのです。収蔵作品をもとに年に数回企画展も開催されています。
巷では珍しいサザエさんグッズ、意地悪ばあさんグッズもundefined?長谷川町子美術館

巷では珍しいサザエさんグッズ、いじわるばあさんグッズも ©長谷川町子美術館

また、美術館のある桜新町駅は、街全体がサザエさんでいっぱい。美術館の最寄り駅、桜新町駅から美術館を通り国道246号線までの「サザエさん通り」には、サザエさんやマンガに登場するキャラクターのポスターやパネルを見かけることも。美術館のあとには、ゆっくり街探検もオススメです。

<DATA>
住所:東京都世田谷区桜新町1-30-6
TEL:03-3701-8766
開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
入場料:大人:600円、大高生:500円、小中生:400円
休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)、展示替期間、年末年始
公式サイト
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